豊臣秀次
【書 名】豊臣秀次
【著 書】小和田哲男
【発行所】PHP新書
【発行日】2002/3/29
【ISBN 】4-569-62104-X
【価 格】680円
副題が「殺生関白の悲劇」になっています。秀次は秀吉の甥に生まれたばかりに数奇な運命に見舞われます。極悪非道な行動から切腹になったと言われていますが実際は秀頼が生まれたのに関白の権限を守ろうとした秀次との確執だったようです。
秀次は茶人でもあり文化人としても著名で、北条氏の保護がなくなり困っていた足利学校のピンチを救ったのも秀次でした。文化財保護にも尽力し、近江八幡という城下町を開くなど業績も多いですね。ただ歴史は勝者の都合によいように書かれるので、秀次も時代が違えば別の評価になっていたでしょう。
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