梅棹忠夫語る
【書 名】梅棹忠夫語る
【著 者】小川 修三
【発行所】日経プレミアシリーズ
【発行日】2010/9/15
【ISBN 】978-4-532-26097-2
【価 格】850円
先日、亡くなられた梅棹先生との座談集です。座談の名手だったと本に紹介されていますが、まさにそうで知的生産の技術研究会・関西と日本ローマ字会との合同例会で梅棹忠夫先生を囲む会を毎年、開催しましたが出てくる話題は森羅万象。まさに知の巨人でした。
岩波書店から出た「知的生産の技術」ですが、最初考えていたのは題名は「新筆墨論」。ところが連載中の文章を読んだ湯川秀樹氏が、これは技術論だなと言ったことから「知的生産の技術」になったそうです。
国立民族学博物館の五箇条の御誓文
ミンパクの理念に考えたものでバーのコースターの裏に書かれました。「ふかい学識、ふかい教養、ゆたかな国際性、柔軟な実務感覚、ゆきとどいたサービス精神」
象牙の塔だった学者の世界で、最後の2つは実にぶっ飛んだ考えでした。
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コメント
ごぶさたしております。
この本、読んでみたいですね。梅棹先生の座談をあまり読んだことがないので。いい本の紹介をありがとうございます。
投稿: コディ | 2010/10/11 08:04
コディさん、ご無沙汰しております。
おすすめですよ!
投稿: 水谷哲也 | 2010/11/06 21:34