その時、歴史は動かなかった
【書 名】その時、歴史は動かなかった
【著 者】鈴木 眞哉
【発行所】PHP新書
【発行日】2010/04/01
【ISBN 】978-4-569-77900-3
【価 格】740円
NHKの名物番組「その時、歴史は動いた」を題材に、実際はどうだったかつっこみを入れている本です。
承久の乱で北条政子の働きを取り上げていますが、それ以上に活躍したのが大江広元。この人が迎撃論を抑え込んで、出撃しなければ歴史が変わっていたかもしれません。ここで武家政権が盤石となりましたが、この大江広元の子孫が長州毛利家で、武家政権の終焉に大きな役割を果たします。
大坂の陣 家康が勝利して、大坂城は炎上しましたが実際は薄氷の勝利だったんですね。勝機ありとみた大野治長が豊臣秀頼の出馬を仰いで決戦しようと部下を連れて城に戻ったのを城兵に敗走と誤解されたのが原因だったそうです。
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