大江戸死体考
【書 名】大江戸死体考
【著 者】氏家幹人
【発行所】平凡社新書
【発行日】2000/4/10
【ISBN 】4-582-85016-2
【価 格】680円
副題が「人斬り浅右衛門」です。江戸時代、庶民にとって死体はけっこう身近な存在だったんですね。心中事件なども日徐茶飯事で、海などに流れた死体は放置しておいてもよかったそうです。数が多かったからの措置のようですね。
ただ時代と供に、だんだん太平の世の中になり、犯罪者が出て死罪にしないといけないのに首を斬れる人材がいない。そこで幕府の御用を勤めていた浅右衛門の弟子に頼んだりする時代になってしまいます。江戸時代を死体という面白い視点から描いています。
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