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2008/03/06

古代史謎解きの「キーパーソン50」

 【書 名】古代史謎解きの「キーパーソン50」
 【著 者】関 裕二
 【発行所】PHP文庫
 【発行日】2008/2/18
 【ISBN 】978-4-569-66968-7
 【価 格】552円

古代史のキーパーソンとなる人物50名を紹介しています。

・ヤマト建国の人脈
・神話と歴史をつなぐ人々
・ヤマトの基礎を築いた人々
・聖徳太子と蘇我氏の時代
・奈良の動向を行きぬいた人々

の5つのカテゴリーで紹介されています。

■神の名前がついた天皇
神の名前がついた天皇は神武、崇神、応神、そして神宮皇后で、4人に共通するのは祟られるという属性のようです。神武と応神は同一人物ではなかったのかが筆者の考えです。

■秦河勝と山背大兄王
太秦の広隆寺で有名なのが秦氏です。聖徳太子時代に有名なのが日本史でも習った秦河勝ですが、奇妙な場所で亡くなっています。それが赤穂にある大避神社で、秦河勝が蘇我入鹿の乱から非難して、この地にきたという伝承が残っているそうです。蘇我入鹿の乱とは山背大兄王が法隆寺で殺された事件です。

蘇我本家が滅んでも秦河勝は都へ戻らなかったようで、戻れなかったのが真相ではなかったのかと筆者は類推しています。蘇我氏が東アジアの中で国力アップのために進めていたのが律令制です。これは豪族がもっていた既得権益を奪うことになりますので反対戦力が多く、蘇我氏に抵抗した皇族の名前として山背大兄王が出てきます。この山背といえば秦河勝の地盤で、なかなか面白い視点ですね。

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