高田屋嘉兵衛
【書 名】高田屋嘉兵衛
【著 書】童門冬二
【発行所】成美文庫
【発行日】1995/10/15
【ISBN 】4-415-06428-0
【価 格】560円
ロシアのゴローニン事件で有名な高田屋嘉兵衛です。物語の節目にスポットというコラム記事があるのですが、ゴローニン事件のその後について書かれていました。
ゴローニンが帰国後に書いた「日本幽囚記」ですが、1816年に刊行されすぐに英・仏・独・オランダなどで翻訳されました。日本へが1821年にオランダ語訳の翻訳が始まり1825年に「遭厄日本紀子事」となって出版されています。けっこう早かったんですね。ペリーは来航前に英訳版を読んでいたそうです。
高田屋は弟が2代目を継ぎましたが、松前藩や既得権益を奪われた商人の暗躍から財産没収、没落してしまうことになります。
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