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2008.01.26

効率が10倍アップする新・知的生産術

 【書 名】効率が10倍アップする新・知的生産術
 【著 者】勝間 和代
 【発行所】ダイヤモンド社
 【発行日】2007/12/13
 【ISBN 】978-4-478-00203-2
 【価 格】1500円

副題が「自分をグーグル化する方法」で、本屋でも平積みされ、よく売れているようです。読み始めていると知り合いの名前が出てきたので驚きました。「シゴタノ」の大橋さんです。

■情報主義
資本主義に対抗して、情報主義が唱えられています。情報主義とは「情報を持っていない人から、情報を持っている人へ、お金が移動する仕組み」です。株のインサイダー取引は極端にしても、確かにそうですね。

■情報には空、雨、傘がある。
筆者がマッキンゼー時代に学んだそうです。

空-事実 晴れている
雨-解釈 雨雲が出てきたので、雨になりそうだ
傘-解釈に対する行動 雨になりそうなので、傘を持っていこう

情報にはこの三段階があるので整理しないといけないということです。

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2008.01.17

戦国武将を育てた禅僧たち

 【書 名】戦国武将を育てた禅僧たち
 【著 者】小和田哲男
 【発行所】新潮新書
 【発行日】2007/12/20
 【ISBN 】978-4-10-603594-4
 【価 格】1100円

『戦国軍師の合戦術』の続編にあたる本です。戦国武将のそばには禅僧がいて、大きな影響を与えていました。戦国時代を見る目がけっこう変わってきますね。

■大使館のような禅寺
大使館といえば治外法権ですが、これと同じだったのが禅寺でした。関ケ原合戦の後、石田三成の子である重家が妙心寺の塔頭寿聖院に逃げ込んでいますが、家康は手出しをしませんでした。重家は寿聖院で出家しました。

武田信玄が三河へ侵略した時は坊主が200人ほど軍に付き従っていました。戦勝祈願をしたり合戦の日を占ったりしますが、後は外交の使者としての役目がありました。僧侶は武士と違い無縁ですので、敵地でも殺されることはありません。そこで使者といえば僧侶が使われたそうです。

僧侶ですが、武士の家に生まれると大体一人は寺に入るそうで、「一子出家すれば九族天に生ず」という考えだったそうです。最後は戦国大名になった安国寺恵瓊は安芸武田家の後取りでした。毛利に滅ぼされた時に逃げて、寺に入っています。やがて毛利のために尽くすことになるので世の中分かりませんね。金地院崇伝も足利将軍家の家臣の家でした。

■家康の大高城への兵糧入れ
桶狭間の戦いの前哨戦で有名なのが家康の大高城への兵糧入れですが、なかなか戦略的にやったんですね。織田方の丸根、鷲津砦から攻められるとまずいので、遠い寺部城、梅が坪城に火をつけ丸根、鷲津砦から救援にむかわせ、その間に大高城への兵糧入れに成功しました。

■印
信長の天下布武という印が有名ですが、始めたのは今川氏親です。花押は元服後でないと書けませんが元服前に文章を書かないといけない時に苦肉の策で印を押したそうです。

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2008.01.13

ある日海外赴任

 【書 名】ある日海外赴任
 【著 書】福永佳津子
 【発行所】ジャパンタイムズ
 【発行日】1990/7/1
 【ISBN 】4-7890-0522-4
 【価 格】1505円

ある日、突然海外赴任を会社から命ぜられたら!

家をどうするか、子供の教育をどうすればよいのか悩まないといけないことが山のように出てきます。夫の転勤で6年間ニューヨークで暮らし、ニューヨークで日本語電話相談カウンセラーを担当した筆者がいろいろな相談をまとめた一冊です。

■コミュニティ・カレッジ
フルタイム・スチューデント、パートタイム・スチューデント以外に聴講生コースがありますが、多彩なコースが用意されているんですね。「あなたの魅力を100%引き出し、あなたに合う色、体型にあった洋服選びをお手伝いします」、「年齢不詳、パートナーがいなくても手をつなぎ、輪となって一緒に世界各地のフォークダンスを踊ってみよう」などなど。

■救急車は有料
救急車は有料で1回の出動で最低130ドルほど請求されるそうです。日本では緊急性がないのに救急車を呼ぶ例もあり、いっそうのこと有料化してしまう手もありますね。

■学校区住民の高い税金
学区によって教育レベルはまちまちなのは日本と同じですが、伝統的に高いレベルの公教育を支えているのが学校区に住む住民の高い税金です。学区の公教育を受ける日本人子弟にも一人当たり年間1万ドル以上の地域税が教育費として支払われます。
ただ時代を担うアメリカ市民のための投資のはずが、日本人子弟は日本の学校戻ってしまい問題視されているそうです。

本が書かれたのは20年近く前で97年に9刷りされた本を古本屋さんで見つけてきました。

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2008.01.05

江戸奉公人の心得帖

 【書 名】江戸奉公人の心得帖
 【著 者】油井 宏子
 【発行所】新潮新書
 【発行日】2007/12/20
 【ISBN 】978-4-10-610242-4
 【価 格】680円

副題が「呉服商白木屋の日常」になっています。日本橋にあった白木屋日本橋店の古文書を元に江戸時代の店員の様子を描いています。なかなか大変な面もありましたが、現在とよく似ているところもたくさんあります。

本店のある京都で採用された「子ども」が11、2歳で奉公人として江戸に下ります。故郷に帰れるのは9年目の初登りです。この間に逃げ出したり、病気になったりと大変でした。初登りが終わると手代になります。ここまでは年功序列が基本ですが手代になると年に2回、人事異動があり、いろいろな持ち場を回され、実力主義で役付きになっています。

■掛は大変
お得意さんとの商売では現金取引を奨励していますが、やはり掛が中心でした。そうなると大変なのが掛金回収です。店員は手分けして長期出張に出て掛金回収をしています。またお客さんによって売掛金の限度額を管理していました。相手の経済状況によって限度額の変更も行っておりこれは今と同じですね。

■決算報告
毎年、正月3日から棚卸を行い、新しい帳面へ付け替えを行い、報告書を作成します。個人事業と同じで年単位決算だったんですね。前年末の残った掛を回収し記帳が19日に一区切りすると、これが決算報告になります。書類が出来上がると祝儀袋が店中に出されて、支配役が本店に向けて「御勘定登り」をしたそうです。

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