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2007.12.25

売るならだんごか宝石か

 【書 名】売るならだんごか宝石か
 【著 者】林 總
 【発行所】ベスト新書
 【発行日】2007/7/25
 【ISBN 】978-4-584-12156-6
 【価 格】686円

「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」も小説仕立てでしたが、今度の作品も同じです。

主人公の勤める会社がどうもおかしく、そこでワインバーのマスター(昼は経営コンサルタントで会計士)の助けをかりながら粉飾決算の不正をあばいていく物語です。小説を読みながら、どんな手口があるのか監査のポイントはどういうところにあるのか学べるようになっています。

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2007.12.24

構造化するウェブ

 【書 名】構造化するウェブ
 【著 者】岡嶋 裕史
 【発行所】講談社ブルーバックス
 【発行日】2007/11/20
 【ISBN 】978-4-06-257577-5
 【価 格】820円

Web2.0の本質は構造化したウェブにあると非常に分かりやすく述べています。Office2007のデフォルトでの保存形式がXML形式になりました。Word2007で何も考えずに保存すると拡張子が「.docx」になってしまい、取引先などへ送ると「開けられない」と連絡が来ることに。この「.docx」がXML形式です。

時代はXML+CSSの構造化された世界に少しずつ動いているようです。

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2007.12.22

フリーランスのジタバタな舞台裏

 【書 名】フリーランスのジタバタな舞台裏
 【著 者】きたみりゅうじ
 【発行所】幻冬舎文庫
 【発行日】2007/12/10
 【ISBN 】978-4-344-41050-3
 【価 格】495円

SEを辞めイラストと文筆でフリーランスの道に入った著者のドタバタ劇なんですが、読んでいるとなんか身につまされますね。独立するということは自分で営業から受注、制作、納品、請求など全部自分でやらなくてはなりません。またサラリーマンのように保証された世界ではありません。

特に独立したばかりの頃は不安だらけですね。私は今も不安だらけですが(笑)これがはたから見ると気楽に見えるんでしょうね。

本にも出ていますが。独立するとローンも組めず。クレジットも落とされ、明日の食い扶持に悩み、サラリーマンのように無条件に控除してくれる経費がないので、せっせと領収書をかき集めることになります。確かにそうですね。

これから独立を目指す人には最適な一冊です。

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2007.12.19

アジア「極楽旅」のススメ

 【書 名】アジア「極楽旅」のススメ
 【著 者】長崎 快宏
 【発行所】三笠書房
 【発行日】2000/05/20
 【ISBN 】4-8379-6036-7
 【価 格】495円

長崎快宏さんのアジア巡りです。副題に「ケチケチ旅行王の格安裏情報と抱腹絶倒レポート」とあります。

台湾、韓国、タイ、香港、ベトナムのふだん旅行者がいかない現地レポートです。

ベトナムでは日本人が経営しているインターネットカフェへ行くと、顔見知りの若いウェイトレスが「ちょっと寄っていって」という声に誘われて店内へ。そしたら「明日、私の家に遊びに来てね」と住所を書いたメモ用紙を渡されました。

そこで翌日、ルンルン気分で出かけると該当住所にあったのは彼女の実家は実家でしたが、地元の人向けのカフェでした。カフェは昼間の営業で、夜はインターネットカフェでアルバイトしているそうです。

さてカフェに入るとインターネットカフェでよく顔をあわせる外国人旅行者が4、5人いて、「おまえもかあ」という顔をして筆者を見ることに。(笑)

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女子大生会計士、はじめまして

 【書 名】女子大生会計士、はじめまして
 【著 者】山田 真哉
 【発行所】角川文庫
 【発行日】2007/11/25
 【ISBN 】978-4-04-376705-2
 【価 格】590円

女子大生会計士シリーズです。

今回は萌さんが会計士事務所に入り、なぜ女子大生会計士を目指したのか秘話が出ています。面白いのが「萌実版ヴェニスの商人事件」で、なんやかんやで京都を舞台にして事務所の会計士が劇をやることになりました。

舞台は京都ですので京都弁の台詞でヴェニスの商人をやります。ところが出演する会計士が主査をやっているクライアント会社の宣伝をしたいと言い出したことからしっちゃかめっちゃかに。劇の台詞を読むだけで大笑いです。

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2007.12.16

戦国武将このすごい眼力に学べ

 【書 名】戦国武将このすごい眼力に学べ
 【著 者】小和田哲男
 【発行所】知的生きかた文庫
 【発行日】2007/12/10
 【ISBN 】978-4-8379-7677-6
 【価 格】533円

慶長3年(1598年)8月18日、伏見城で秀吉が息をひきとりますが、その1カ月前の7月4日に秀吉が重大なことを言い残していたことがヨーロッパの記録に残っています。宣教師が本国に送った書簡によると秀吉が諸大名を集め、家康に全国統治を委任することを伝え、秀頼が統治の任にたえる歳になったら政権を返してほしいという内容だったそうです。この内容をずっと信じていたのが大阪方だったんですね。

■国家安康 君臣豊楽
大阪との戦いとの発端になった方広寺の鐘銘事件ですが、この銘の作者が清韓文英という南禅寺の長老です。伊勢の生まれで、津市乙部の上宮寺にお墓があります。鐘銘事件は家康の言いがかりで、大阪方が滅びた後も方広寺の鐘はそのままで現在まで伝わっています。

■三方ケ原の戦い
武田信玄と家康が戦って、家康が負けた戦で12月に行われましたが、前哨戦が10月に天竜川で行われました。この時、天竜川の池田で渡船業を営んでいた船守たちは家康軍だけを輸送して、武田軍には船を貸さず武田軍の追撃をうけませんでした。家康はこれに感謝して、徳川軍を援護した船守たちだけに営業許可を与え、この特権が明治まで続いたそうです。こんな話があったんですね。

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2007.12.10

本棚探偵の回想

 【書 名】本棚探偵の回想
 【著 者】喜国雅彦
 【発行所】双葉文庫
 【発行日】2007/10/20
 【ISBN 】978-4-575-71338-1
 【価 格】819円

前作、「本棚探偵の冒険」に続く2作目です。3作目は「本棚探偵の生還」になるそうです。というぐらいのミステリー好きの作者です。集めている本も半端じゃないですね。残念ながら漫画の作品は見たことがないのですが、エッセイは読んでおります。前作の「ポケットミステリー」を探す話は抱腹絶倒でしたね。

今回は、初めて神保町を訪れた頃の感動を思い出すために全ての店でミステリーを探す「すべては俺の店」が面白かったです。私も初めて神保町へ行った時は定番通り神田駅で降りました。まあ神田神保町という名前から安直に神田駅で降りるのはお約束ですね。今ではなるべく金曜にあわせて東京へ行く用事をいれ、神田古書会館でよく開催される古書市をのぞくまでになっています。

また日下三蔵氏の蔵書を見に編集者と一緒に訪ねるシーンがありますが、すさまじいですね。本の山、山、うらやましいですがとてもマネはできません。

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2007.12.01

ジャーナリスト漱石発言集

 【書 名】ジャーナリスト漱石発言集
 【著 者】牧村健一郎
 【発行所】朝日文庫
 【発行日】2007/11/30
 【ISBN 】978-4-02-264422-0
 【価 格】660円

夏目漱石が留学でロンドンへ着いたのが1900年10月末、また朝日新聞に入社したのが、ちょうど100年ほど前の2006年、漱石40歳の時です。

この頃に書かれた文章や講演の発言集などを集めたものですが、漱石の小説とは違った漱石と出会えます。

雑誌「太陽」が行った名家投票(一般投票)に関する批判や文学博士辞退などいろいろと騒動を巻き起こしていますが、首尾一貫、序列など簡単につけられるものではないという考えだったんですね。また博士といっても専門性が進みすぎて、広くいろいろな教養を身につけた人物が博士というわけではないと看過しています。

後ろには講演録が載っていますが、テープレコーダーもない時代ですので、速記して原稿にしたんでしょうね。導入部もなかなか見事でうまく聴衆をひきつけています。和歌山でも講演をして和歌の浦に泊まっていますが、当時、東洋第一海抜二百尺と書いたエレベータが山の上まで通じていたんですね。

新刊なんですが、大阪駅前第4ビル地下にある汎書店の書棚にありました。ラッキーでしたね。

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