« 日本遺構の旅 | トップページ | 古本蘊蓄 »

2007/10/16

戦国軍師の合戦術

 【書 名】戦国軍師の合戦術
 【著 者】小和田 哲男
 【発行所】新潮文庫
 【発行日】2007/10/1
 【ISBN 】978-4-10-128852-9
 【価 格】438円



戦国時代ですが軍師の役割といえばまず呪術でした。吉の日を選んで出陣したり、けっこうゲンを気にしていました。日が悪いと出陣の日を伸ばしたりしていました。山本勘助の頃から呪術&戦術指南に変わっていったようです。

■残念石
築城にあたって石切り場や城で石垣に用いられなかった残念石がありますが、これは運搬の途中で落ちた石だそうです。落ちたが落城につながるということで放置され残念石になりました。

■セーマン ドーマン伊勢の海人がもぐる時にセーマン、ドーマンの印を描いた手袋などをつけてもぐります。セーマンは安倍清明の五芒星で、ドーマンは九字
になります。これって、けっこう古い歴史があるんですね。

|

« 日本遺構の旅 | トップページ | 古本蘊蓄 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 戦国軍師の合戦術:

« 日本遺構の旅 | トップページ | 古本蘊蓄 »