嫌なことがあったら鉄道に乗ろう
【書 名】嫌なことがあったら鉄道に乗ろう
【著 者】野村正樹
【発行所】日経ビジネス人文庫
【発行日】2007/8/1
【ISBN 】978-4-532-19407-9
【価 格】714円
著書の野村先生には毎年夏になると大阪まで来ていただいて「知的生産の技術研究会・関西」で講演をしていただいています。ここ2年ほどは「人生後半の夢を実現する方法」、「ビジネス脳を鍛える電車力トレーニング」というタイトルで電車をテーマに講演してもらっています。ビジネス書を多く出されている野村先生ですので、単なる電車の話ではなく毎回、ビジネスや人生論的な講演になっています。野村先生にとっては、ちょうどこの時期に阪急や阪神百貨店で「鉄道模型フェスティバル」が行われますので、それが主目的かもしれませんが(笑)
本書は日本経済新聞社から出ていた本が文庫化されたものです。「新しい生活をスタートさせた時」など人生の節目、節目で電車を題材に魅力や楽しみ方を紹介しています。
そうそう大阪に阪堺線というチンチン電車が走っていて、通天閣のすぐ近くにある恵比寿町から住吉公園を結んでいるのですが「21世紀に残したい鉄道風景」に「50年前の車両が全身で関西弁を叫んでいる」と紹介されているそうです。これはなかなかうまい表現ですね。
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