頭の冴えた人は鉄道地図に強い
【書 名】頭の冴えた人は鉄道地図に強い
【著 者】野村正樹
【発行所】ごま書房
【発行日】2007/7/25
【ISBN 】978-4-341-08359-5
【価 格】1300円
今年の夏も知的生産の技術研究会・関西で講演いただきますが、野村先生の最新刊です。
首都圏の私鉄と関西圏の私鉄の違いについて面白い分析が載っています。首都圏は私鉄が山手線の壁にはばまれていますが、私鉄は環状線を貫いて都心部に突き刺さっています。確かに近鉄、南海、阪急、京阪、阪神みんなそうですね。
首都圏の場合は帝都で官の力が強く、今は民間となりましたが山の手線内の東京メトロの前身は帝都高速営団でした。
対して関西は民間資本で、江戸時代の橋をかけたのも大阪の民衆でした。鉄道本ですが、いろいろな見方を鉄道を題材に提供してくれる一冊です。
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