古代出雲大社の復元
【書 名】古代出雲大社の復元
【著 者】大林組
【発行所】学生社
【発行日】1989/11/5
【ISBN 】4-311-20147-8
【価 格】1800円
出雲大社に行くと赤い色で柱の形がついています。三本の巨木の丸太を金輪で束ねた遺構の跡です。現在の出雲大社の2倍以上、48メートルもの出雲大社がそびえていました。その復元を行うプロジェクトの記録です。
大林組によれば巨大な柱もロクロを使えば建てることは可能で、試算した結果、工期は6年、総作業員数126,700人、総工費121億8,600万円となりました。
それにしても出雲は不思議なところなんですね。新しい出雲の国造(くにのみやつこ)が任命されると出雲だけはいろいろな祭りが行われ、天皇のために2年間も行われます。また出雲大社の宮司は代々、千家が行っており、直系83代となり平均在位を20年と見積もると1660年前になってしまいます。地元では、普通に国造さまと呼ばれています。
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