戦国の城
【書 名】戦国の城
【著 者】小和田哲男
【発行所】学研新書
【発行日】2007/6/15
【ISBN 】978-4-05-403462-4
【価 格】780円
戦国時代の城ってすごくたくさんあったんですね。滋賀県だけでも1300ケ所、全国には5万ありました。
山城が多かったのですが、やがて小高い丘に作る平山城、兵農分離が進むと平城になります。平城ですが防御力はかなり高く、小田原城は上杉謙信、武田信玄の攻撃を籠城でしのぎました。小田原評定などと言いますが、籠城は妥当な策でした。小田原は総構えで備え、秀吉の小田原攻めでも難攻不落をほこりました。ところが目と鼻の先に石垣山城を築城するなど、秀吉らしいやり方で開城に追い込みます。
ただし有効性を認識した秀吉は大阪城では総構えにしています。図版も多く、戦国時代の城を理解するのに最適です。
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