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2007.06.24

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

 【書 名】ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する
 【著 者】島田 紳助
 【発行所】幻冬舎新書
 【発行日】2007/5/30
 【ISBN 】978-4-344-98038-9
 【価 格】700円



長いタイトルの本ですが、副題に「絶対に失敗しないビジネス経営哲学」と書いてあり、それにつられて買いました。

思っていた内容とは若干違いましたが、なかなか面白い視点の本です。例えば洋服屋をやるなら問屋やメーカーにある程度の借金を作っておきます。人気商品は品薄になり洋服屋は取り合いになりますが、問屋は借金を回収しないといけないので人気商品をまわしてくれます。

この本にもありますが、また業界の常識は本当に常識なのか疑う目が必要ですね。

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2007.06.23

戦国の城

 【書 名】戦国の城
 【著 者】小和田哲男
 【発行所】学研新書
 【発行日】2007/6/15
 【ISBN 】978-4-05-403462-4
 【価 格】780円



戦国時代の城ってすごくたくさんあったんですね。滋賀県だけでも1300ケ所、全国には5万ありました。

山城が多かったのですが、やがて小高い丘に作る平山城、兵農分離が進むと平城になります。平城ですが防御力はかなり高く、小田原城は上杉謙信、武田信玄の攻撃を籠城でしのぎました。小田原評定などと言いますが、籠城は妥当な策でした。小田原は総構えで備え、秀吉の小田原攻めでも難攻不落をほこりました。ところが目と鼻の先に石垣山城を築城するなど、秀吉らしいやり方で開城に追い込みます。

ただし有効性を認識した秀吉は大阪城では総構えにしています。図版も多く、戦国時代の城を理解するのに最適です。

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2007.06.18

西方冗土 カンサイ帝国の栄光と衰退

 【書 名】西方冗土 カンサイ帝国の栄光と衰退
 【著 者】中島らも
 【発行所】飛鳥新社
 【発行日】1991/7/17
 【価 格】1000円
 【 ISBN 】4-87031-095-3



古書市で見つけて200円で買ってきましたが、どうもどっかで読んだことがあるなと思ったら集英社文庫で買って既に読んでおりました。

コテコテの大阪を中島らもさんが紹介しています。関西のお昼の定番といえば「うどん定食」ですが、ほぼ99%はデンプンですね。また「たこ焼き」をおかずにご飯を食べるなんてこともします。東京の人間に言うと信じられないという顔をされますが(笑)

さてこの本によると上には上があるもので、中華料理屋で「チャーハンとご飯」を頼む御仁がいるそうです。もちろん味のついたチャーハンをおかずにご飯を食べます。さすがにこのマネだけはようしません。

 関西弁の語尾    用法
    でっせ    末世でっせ
    おまっせ   末世でおまっせ
    まんねん   「亀は万年」いいまんねん

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2007.06.11

】続・日本の歴史をよみなおす

 【書 名】続・日本の歴史をよみなおす
 【著 者】網野 善彦
 【発行所】筑摩書房
 【発行日】1996/01/20
 【ISBN 】4-480-04196-6
 【価 格】1100円



前作「日本の歴史をよみなおす」の続編です。今回も歴史の常識にまっこうから切り込んでいます。中世というのは歴史で習ってきた世界とはだいぶ違うようですね。

■百姓=農民
これは誤った思い込みで、中国や韓国の留学生が訳すと「普通の人」になるそうです。農民だけでなく小売、サービス、技術者など皆含んでいました。古代から近世まで農人という言葉が使われてましたがいつのまにか廃れてしまいました。


■時国家
前作でも古文書返却の旅で訪れた時国家の話題が出ていましたが、ここは4隻の北前船を持ち、サハリンまで航海していました。また出た利潤を金融業で運用していたそうで、今ならホールディング会社のようなものですね。

この金融業ですがネットワークが張り巡らされ12世紀には国司が出す切下文や切符などの納税令書が金融業者の間で動いていました。現代の手形の原型になります。後醍醐天皇の頃には為替手形が普及していたようです。手数料も距離によって決まっていました。

■荘園の管理は大変
荘園で管理するために代官が任命されていますが、けっこう大変な仕事でした。納入された米や雑穀を市で売りますが、相場ができるだけ高い時に売らなければなりませんでした。運用が悪ければ監査で罷免されるそうです。これではまるでファンドマネージャですね。

国司の使いが来た時などは接待しており、これは必要経費になりました。また報告書を出さないといけませんでしたが、これが何とバランスシートになっていました。江戸の初めの近江商人が簿記を使っていたという話は有名ですが、さらにさかのぼりそうです。

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2007.06.08

食い逃げされてもバイトは雇うな

 【書 名】食い逃げされてもバイトは雇うな
 【著 者】山田 真哉
 【発行所】光文社新書
 【発行日】2007/04/20
 【ISBN 】978-4-334-03400-9
 【価 格】700円



「女子大生会計士の事件簿」、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者です。

今回も分かりやすく会計の世界を紹介しています。最初は買う気がなかったのですが、電車の中吊り広告で「タウリン1000ミリグラムは1ミリグラムのこと」というキャッチコピーを見て、その通りだと買ってしまいました。(笑)

おさえなければいけない数字やうまい数字の使い方を分かりやすく紹介しています。禁じられた数字<上>とあるので下巻が出る予定で、これは楽しみですね。

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2007.06.05

古代出雲大社の復元

 【書 名】古代出雲大社の復元
 【著 者】大林組
 【発行所】学生社
 【発行日】1989/11/5
 【ISBN 】4-311-20147-8
 【価 格】1800円



出雲大社に行くと赤い色で柱の形がついています。三本の巨木の丸太を金輪で束ねた遺構の跡です。現在の出雲大社の2倍以上、48メートルもの出雲大社がそびえていました。その復元を行うプロジェクトの記録です。

大林組によれば巨大な柱もロクロを使えば建てることは可能で、試算した結果、工期は6年、総作業員数126,700人、総工費121億8,600万円となりました。

それにしても出雲は不思議なところなんですね。新しい出雲の国造(くにのみやつこ)が任命されると出雲だけはいろいろな祭りが行われ、天皇のために2年間も行われます。また出雲大社の宮司は代々、千家が行っており、直系83代となり平均在位を20年と見積もると1660年前になってしまいます。地元では、普通に国造さまと呼ばれています。

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2007.06.03

人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方

 【書 名】人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方
 【著 者】牟田静香
 【発行所】講談社プラスアルファ新書
 【発行日】2007/4/20
 【ISBN 】978-4-06-213906-9
 【価 格】800円



知的生産の技術研究会・関西のセミナーを月一回開催しており集客用のチラシを作っているのですが、この本を読むと、もっといろいろと工夫しないといけませんなあ。

大田区の男女平等推薦センター「エセナおおた」で数々のヒット講座を連発している著者です。基本は集客のターゲット層を考え、そのターゲット層が自分のことだと手に持ってもらえるような講座のタイトルを考えることにあります。また年代別に惹きつけられるものが違い、団塊の世代は「プロに学ぶ料理」や「蕎麦打ち」なんだそうで(笑)

■タイトルのヒント これは参考になりますね
「その一言を伝えるコミュニケーション術」「自分をのばす...」「ズルイほど...」
「あふれるほど...」「しびれるほど...」「○○になる3つのコツ」

またココロ、キモチなどカタカナも有効です。

■チラシ作成の基本
タイトルに斜体は駄目、太ゴシックがおすすめ
フォントの種類は3つまで

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2007.06.02

ブンブン堂のグレちゃん

 【書 名】ブンブン堂のグレちゃん
 【著 者】グレゴリ青山
 【発行所】イースト・プレス
 【発行日】2007/06/01
 【ISBN 】978-4-87257-785-3
 【価 格】1100円



大阪駅前第3ビルの古書街に寄ると、ワゴンに5,6冊積んでありました。しかもビニールに入っており、なんで古本屋で新刊書を売っているのだろうと思ったのですが副題が「大阪古本屋バイト日記」に惹かれて買ってきました。

中はコミックでしたが、これが笑えますね。夜間の専門学校に通うのに便利がいいと選んだのが古本屋さんでのバイト。ところが変な店主や変わったバイト仲間、また古本屋へ来る客も変な人ばかり。18歳の乙女が迷い込んだディープな大阪の古本屋の世界が紹介されています。

竹中労のお父さんって竹中英太郎という江戸川乱歩や横溝正史の挿絵を描いていた画家だったんですね。古書店主も驚いていましたが、私もこのコミックを読んで始めて知りました。

主人公がバイトしていたのは1980年代半ば頃で、この時期ってよく阪急古書の町に立ち寄っていましたが、こんな若い女性の店番っていたかなあ。作品は彷書月刊に2003年6月~2007年4月から連載されたものに、現在の大阪の古書店などを取材したものが加わっています。古書好きおすすめの一冊です。

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