誰が本当の発明者か
【書 名】誰が本当の発明者か
【著 者】志村幸雄
【発行所】講談社ブルーバックス
【発行日】2006/8/20
【ISBN 】4-06-257525-6
【価 格】940円
副題は「発明をめぐる栄光と挫折の物語」になっています。発明王エジソンのえげつない特許戦略などは有名ですが、それ以外にも発明にまつわる色々なエピソードがあったんですねえ。
■縮み文化
世界のどの国にも団扇がありましたが、日本だけがそれを折りたたんだ扇子にしました。俳句、石庭、盆栽など日本には縮み文化があるそうで、トランジスターが日本で花開いたのもこの縮み文化があったこそという分析はなかなか面白い視点ですね。
■電話の発明
ベルが有名ですが、電話の実験が成功したすぐ後に二人の日本人がたずねていたそうです。さっそく試して、「この機械はすごいぞ、日本語でも大丈夫だ」と言ったそうで、こんな逸話があったんですね。
■エジソン
いろいろと批判のあるエジソンですが、84歳で亡くなった時はラジオの呼びかけで全米がエジソンの発明した電球を1分間消してその死を悼んだそうです。
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