勝手に使うな!知的所有権のドンデモ話
【書 名】勝手に使うな!知的所有権のドンデモ話
【著 者】稲森謙太郎
【発行所】講談社アルファ新書
【発行日】2001/12/20
【ISBN 】4-06-272109-0
【価 格】740円
知的所有権の事例を身近な話題で分かりやすく説明しています。
■goo.ne.jpとgoo.co.jp
検索エンジンGooのサービスが始まる前からgoo.co.jpのドメインを取得されていました。女子高生を対象にしたコミュニケーションを目的としたサイトで、女子高生が使う「グー」から名付けていました。その点では問題がなかったのですが、やがてGooがメジャーになったことからURLを打ち間違える人も増えてきました。ところがいつのまにかアダルトサイトに自動転送されるようになっており、これで紛争に。
まあGooを運営するNTT-Xが最初にユーザが間違えそうなURLなどをチェックして手をうっていなかったのが原因なんですが
■泉岳寺駅で紛争
地下鉄泉岳寺駅をつける時に寺側と紛争になりましたが、有名なお寺は公共性があるということで認められました。ところが舞浜駅の場合は東京ディズニーランド前駅にしたかったのですが、多額の名前使用料を要求されたために舞浜駅になったそうです。
■ビジネスモデル特許は和製英語
英語では「Business Method Patent」というそうで、ビジネスモデル特許というのは和製英語なんですね。
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