« 強奪されたロシア経済 | Main | 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? »

2007.01.28

「出雲抹殺」の謎

 【書 名】「出雲抹殺」の謎
 【著 者】関 裕二
 【発行所】PHP文庫
 【発行日】2007/1/25
 【ISBN 】978-4-569-66768-3
 【価 格】590円



副題が「ヤマト建国の真相を解き明かす」になっています。出雲は神話の世界と言われていましたが、荒神谷遺跡の発掘や出雲大社の金輪の発見など出雲に大きな国があったことが明らかになってきました。

前半は氏が今まで展開してきた説が中心なんですが、一番最後が面白いですね。大国主神とは一体何だったのか、鍵は事代主神(言代主神)にあったというのが氏の説です。

最後に舞台は出雲から伊勢に移りますが、天照大神の正体は今までの氏の説であったヒミコではなく、とんでもない人物になっています。

→ 『「出雲抹殺」の謎』

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23401/13689382

Listed below are links to weblogs that reference 「出雲抹殺」の謎:

Comments

 伊勢は未だに出雲の力を削ごうと必死なのではないだろうか?例えば伊勢は日本書紀中心主義だと聞いたが、出雲はどちらかというと古事記よりだということだ。それはイザナミの神陵を日本書紀は伊勢よりの熊野とし、古事記は出雲と伯耆の堺の比婆山としているからだ。
 困ったことに日本国民の多くは古事記ファンが多く、
そのため様々な政治手段を駆使して比婆山がどこか分らなくしたのでは?しかし、この古事記の解読に初めて成功したのが伊勢の国学者、本居宣長であるとは皮肉なことだ。

Posted by: 諏訪神臣 | 2007.03.17 at 07:38 PM

諏訪神臣様コメントありがとうございます。

伊勢の地でも神社などで出雲神を祭っているところがけっこうあり、その影響力は大きいですね。

関裕二氏の著作は本居宣長の邪馬台国「偽僣説」が基本になっています。

Posted by: 水谷哲也 | 2007.03.21 at 06:18 PM

 本居宣長よりも最近の安本美典氏の研究でも
比婆の山は旧出雲国の安来と比定されていますね。

Posted by: 中海若尾 | 2007.06.26 at 06:21 PM

中海若尾様 コメントありがとうございます。

ウィキペディアにも「島根県安来市の比婆山であると推定される」と掲載されていますね。

Posted by: 水谷哲也 | 2007.06.28 at 09:54 AM

Post a comment