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2006/08/09

SF魂

 【書 名】SF魂
 【著 者】小松 左京
 【発行所】新潮新書
 【発行日】2006/07/20
 【ISBN 】4-10-610176-9
 【価 格】680円



日経新聞の「私の履歴書」に先日連載されていましたが、それと重なる部分もあります。

■教養が大切
小松左京氏が湯川秀樹氏にインタビューに伺った時にこんな歌を知っているかと言われ

「月やあらぬ 春や春の春ならぬ わが身ひつつはもとの身にして」
きちんと在原業平ですね。と答えたそうです。量子力学では、観察することが極微微小の量子に影響を与えてしまう観察者問題というのがあり、それを歌で表現したんですね。

京大では文や理でなく学際的な知というものがあり、卒業して京大の先生方とつきあううちに気がついたそうです。学際的な知といえば梅棹忠夫先生なんか典型的ですなあ。この本にも随所で登場します。

■ミンパクのきっかけ
小松左京氏がメキシコでメキシコ国立人類学博物館を見学、感激して「日本にもこういうものを作らないと」と言ったのが発端だったんですね。

■あいうえお誕生
かなが生まれたきっかけは梵字でした。梵字は母音と子音のマトリックスになっており、日本語の五十音順のマトリックスは梵字が日本に入った時にできたそうです。つまり当時の坊さんが梵字が読めるようにルビをふるために「ひらがな」を作ったようで、カンニングペーパだったんですね。

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