蘇我氏の正体
【書 名】蘇我氏の正体
【著 者】関 裕二
【発行所】東京書籍
【発行日】2004/11/25
【ISBN 】4-487-79996-1
【価 格】1500円
古代史謎解き紀行3 九州邪馬台国編dで蘇我氏は豊岡を開きヤマトに鉄をもたらしたアメノヒボコが祖ではないかという説が述べられていますが、それをもう少し詳しく述べています。
スサノオ アメノヒボコ サルタヒコ 浦島太郎
はすべて一緒で、これが蘇我氏の先祖ではないかという説です。倭から朝鮮に渡り、何代かして、また倭に戻りヤマト建国に力を発揮します最終的にはヤマトに裏切られます。妻となる神宮皇后ともども祟る神へ
何代かして朝廷で復活したため、我蘇り(われよみがえり)と蘇我氏となのったのではという仮説です。
■山田寺の不思議
飛鳥資料館に山田寺の回廊が再現されていますが、朽ち果てて倒れた回廊が湿地帯で偶然に残ったものです。蘇我石川麻呂が謀反の罪をきせられて自害した寺です。
著者によると回廊が残ること事態が不思議で、廃寺のような状況になれば建築資材として持ち出されたりするはずが、誰も手をつけなかったことになります。祟る蘇我の寺として「さわらぬ神にたたりなし」で近づかなかったために現代まで残ったのではという説です。
→ 蘇我氏の正体
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