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2006/07/15

伊賀天正の乱

 【書 名】伊賀天正の乱
 【著 者】横山 高治
 【発行所】新風書房
 【発行日】2006/3/1
 【ISBN 】4-88269-310-0
 【価 格】1575円



津の本屋に平積みになっていました。

伊賀神戸駅から伊賀線に乗って3駅ほど乗ると丸山駅があります。無人駅で何の変哲もない田舎の駅ですが、少し離れたところに丸山があります。ここにあった丸山城が第一次伊賀天正の乱の舞台になりました。

名家である北畠家をのっとった(北畠)織田信雄が丸山城を築城。丸山には城下町も出来、賑わっていました。最初は協力的でしたが、どうもおかしいと感じた伊賀の豪族が結束し反撃に出て、第一次は失敗に。

2年後には織田信長が軍を率いて攻め込みます。これが第二次天正の乱です。ただゲリラ戦を展開されたため、ベトナム戦争の様相に、最後は赤目近くにあった柏原城での攻防戦までもつれ和議となりました。

伊賀神戸あたりを近鉄電車を通過しながら読むにはなかなかいい一冊です。

→ 伊賀天正の乱

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