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2006/07/01

日本史漫遊

 【書 名】日本史漫遊
 【著 者】井沢 元彦
 【発行所】小学館文庫
 【発行日】2006/01/01
 【ISBN 】4-09-402307-0
 【価 格】438円



各界の名士との対談集をまとめたものです。

森浩一氏との対談では天皇陵がテーマになっています。応神天皇陵など実際の天皇の陵とは違うのではないかとよく言われています。天皇陵は宮内庁が管理をしており、発掘をなかなか認めていません。素人考えでは開放して発掘すれば、すぐ判明するのではと思いますが、そう簡単なものではないようです。

津本陽一氏との対談では、信長がテーマになっています。信長について面白い視点が書かれています。信長は征服した土地の名前を変えた初めての日本人で、岐阜や安土など名づけ、これ以降、秀吉が今浜を長浜に変えたり、蒲生氏郷が松阪と名づけたりするようになります。

また征夷大将軍になった時に朝廷にお金を払うしきたりがあったそうです。本能寺の変の後、明智光秀が銀500枚を献金しています。当時、売官は普通で、明智は土岐源氏でもあり十分に資格があります。ひょっとすると明智光秀が征夷大将軍になった歴史が闇に葬られたとも考えられます。

ディベートで有名な松本道弘氏との対談では言霊がテーマになっています。日本人の間でディベートがいまひとつなのは言霊が影響していそうですね。

明治維新のきっかけはペリー提督の黒船による砲艦外交ですが、その前にモリソン号という民間商船が漂流民を届けにきたのを品川沖で砲撃をあびせ、次にビッドル提督が正式に国書をもってきましたが幕府は門前払いをしました。おとなしい手がつかえないので砲艦外交に切り替えたのが事実のようです。

→ 『日本史漫遊』

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