信長は謀略で殺されたのか
【書 名】信長は謀略で殺されたのか
【著 者】鈴木眞哉、藤本正行
【発行所】洋泉社新書
【発行日】2006/2/20
【ISBN 】4-89691-995-5
【価 格】780円
本能寺の変については、光秀単独の謀反ではなく朝廷による謀略、秀吉が陰で糸を引いたなどいろいろな説があります。最近は「信長と十
字架」というイエズス会黒幕説も出ています。
しかし、どれも決定的な証拠はありません。
それに、信長軍No1の武将であった光秀にしてはいろいろ手の打ち方が雑で、ずっと謀反を考えていたというより、たまたま飛び込んできた
千載一遇のチャンスに飛びついたようです。
謀略説なら以下が説明される必要があるとバッサリ
・謀略をめぐらした方が光秀に話を持ちかけた時点で光秀が信長に言うかもしれない可能性をどうつぶしたのか
・また千載一遇のチャンスが巡ってくるまでの間、どう関係者が裏切って秘密を漏らさないよう工夫したのか
やはり光秀単独のようです。
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