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2006/03/14

大阪の陣・なるほど人物事典

 【書 名】大阪の陣・なるほど人物事典
 【著 者】加賀 康之
 【発行所】PHP文庫
 【発行日】2006/2/17
 【ISBN 】4-569-66588-8
 【価 格】552円



大阪の陣絵巻というウェブサイトで歴史上あまり有名でもない様々な人物に焦点をあてて紹介していた頃から本になったと巻末にあります。確かにあまり聞いたことがない武将が登場しています。

浅井井頼(あさいいより)という豊臣側についた武将は信長に滅ぼされた浅井長政の三男です。娘は淀君など有名ですが、息子の方も続いたんですね。大阪城落城後は落ち延び、姉の常高院を頼り、京極家に保護されました。

伊達政宗の逸話が紹介されています。ある日香合わせが行われて、皆で景品を出し合いましたが、正宗は持っていた「ひょうたん」を景品に。魅力的な景品ではないので、誰も取らなかったのですが主催者の家来がとりました。終わると正宗は「ひょうたん」を取った家来に乗ってきた馬を渡しました。『ひょうたんから駒』のしゃれだったんですね。

豊臣側、徳川側それぞれ有名な武将から名前も聞いたことがない武将まで紹介されています。

 → 大阪の陣・なるほど人物事典

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