戦国の山城をゆく
【書 名】戦国の山城をゆく
【著 者】安部龍太郎
【発行所】集英社新書
【発行日】2004/4/21
【ISBN 】4-08-720237-2
【価 格】680円
戦国時代、領民や家臣を避難させて戦う場として山城が築かれました。しかし鉄砲の伝来などにより戦いのやり方が変わり、信長や秀吉によって山城がどんどん攻略される中で次第に平城に変わっていきます。
そうやって無くなっていった山城の現地を歩いたレポートです。
岐阜城、岩室城、観音寺城・安土城、越前一乗谷城、小谷城
比叡山延暦寺、信貴山城、弥勒寺山城、丹波八上城
播州三木城、洲本城、紀州根来寺
信長は長宗我部と同盟を結んでおり、その窓口に光秀があたって親交を結んでいました。ところが信長包囲網がなくなったことから四国討伐を信長が考え、乗り出す事になります。
光秀の面目がたたなくなったことも本能寺の変の要因の一つのようです。実際に信長軍の出陣途中で本能寺の変が起きます。
秀吉の中国どんでん返しでは長宗我部の動きをおさえるために秀吉が洲本城をおさえたために山崎の合戦に長宗我部が援軍を送れず、光秀の敗因になったなど、面白い話題も掲載されています。
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