戦国の雄と末裔たち
【書 名】戦国の雄と末裔たち
【著 者】中嶋 繁雄
【発行所】平凡社新書
【発行日】2005/12/9
【ISBN 】4-582-85301-3
【価 格】780円
戦国時代の武将の末裔に関する話です。
毛利家は討幕運動の先頭にたった藩で、毛利家もそのまま続いておりますが、毛利家の江戸上屋敷の場所が六本木ヒルズになっています。
『江戸お留守居役の日記』は江戸初期の毛利藩のお留守居役の話ですが、この本に出てくる上屋敷が、六本木ヒルズに変わってしまうんですね。ビル1階前には毛利家の庭園がそのまま残っています。
豊臣秀吉の子孫は大阪冬の陣、夏の陣で滅んでしまいましたが、ねねの育った養家・浅野家は続きました。江戸時代の最後の藩主は安芸広島藩42万6千石・浅野長勲(ながこと)で、なんと昭和12年に96歳で亡くなっています。昭和に生きた最後の殿様だったんですね。ねねの実家である杉原家も備中足守2万5千石、豊後日出3万石の2家が幕末まで残りました。
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