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2005.10.31

私がマイクロソフトで学んだこと

 【書 名】私がマイクロソフトで学んだこと
 【著 者】ジュリー・ビック
 【発行所】アスキー出版局
 【発行日】1997/10/11
 【ISBN 】4-7561-1441-5
 【価 格】1600円



この手の本としては「ディズニー7つの法則」(日経BP社)が分かりやすさでは一番ですね。ですが、マイクロソフトの企業文化を知るには最良の一冊です。

なぜ今までの戦略が失敗したと感じたとたんに全社の方向性をインターネット戦略に短期間で変更できるのか?なぜ、皆、ハードに働くのかなど日頃マイクロソフトを見ていて疑問に湧くことの答えがこの本にあります。それにしても根回しの大切さなどが書いてあるとまるで日本の企業のようです。

■失敗をおそれない
失敗したやつをクビにすることは、経験の価値を無にするに等しい

■マイクロソフトの社員
守衛が、本社キャンパス内のバレーコートでバレーボールをしていた社員でない二人の不法侵入者を発見し、敷地を出るよう勧告した。

守衛の同僚が、「あの二人がなぜマイクロソフト社員じゃないと分かったのかい?」
「やつら日焼けしていたんだ」
というほど皆さんハードワーカです。


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2005.10.28

危ない会社の見分け方

 【書 名】危ない会社の見分け方
 【著 者】帝国データバンク情報部
 【発行所】PHP研究所
 【発行日】2002/05/15
 【ISBN 】4-569-62165-1
 【価 格】1400円



帝国データバンクが行っている信用調査を元にチェックすべきポイントが63にわたって紹介されています。

■銀行取引停止
手形が6ケ月以内に2回不渡りになると銀行取引停止になりますが、手形交換所の管轄が違う場合、例えばどっかの県の手形交換所で不渡りを出しても違う県に移転して、6ケ月以内に不渡りを出しても銀行取引停止にならないそうです。

商号変更や本店移転は商業登記簿では分からないので閉鎖登記簿を遡る必要があります。

■信用調査数
帝国データバンクが1年間に行っている信用調査数は143万件ののぼるそうで、全国83の事業所の1500名の調査員が回っているそうです。調査員にはどこが信用調査を頼んだのか調査依頼会社が分からないようになっています。

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2005.10.27

OL放浪記

 【書 名】OL放浪記
 【著 者】わかぎえふ
 【発行所】集英社文庫
 【発行日】1998/3/25
 【ISBN 】4-08-748756-3
 【価 格】476z円



女優、エッセイストで有名な「わかぎえふ」さんの文庫本です。この本が出た98年に知的生産の技術研究会・関西で講演していただきました。タイトルは 劇団リリパットアーミー 芝居づくりの情報活用術です。お話だけでなく、ちょうど芝居で考えている殺陣を演舞してもらうなどサービス精神旺盛な「わかぎえふ」さんでした。

本が出る前の過去10年間は48種類の仕事を経験されたそうで、色々なエピソードで満載です。わかぎさんに仕事で巡りあった変な上司はメモされて、本に掲載されていますし、おそらく芝居のネタにも使われているんでしょうね。

講演にわかぎさんと一緒に来られていたマネジャーの富永さんも大変な人みたいですね。本に色々と出てきます。なんと画家のご主人と二人で無銭旅行をしてインドに住んでいたそうです。インドはB型(血液型)が多くって、優柔不断で性格がええ加減(本に書いてあります)なのが多いという評です。

テレビの制作会社の経理事務をやっていたのをやめて「わかぎさん」のマネジャーをはじめたそうですが、稽古場に足を踏み入れた第一印象は「インドみたい」だったそうです。

稽古をやっている人、集中している人、その横でお菓子を食べる人、寝てる人、お酒を飲んできたのでとりあえず醒ますためにゴロゴロしている人とゴチャゴチャ状態だったそうです。

そこで血液型を調べると18人中、9人がB型、4人がAB型、A型が2人、O型が1人、残り2人は不明という日本の血液型別人口分布とは全く違う結果だったそうで、著者のわかぎさんはもちろんB型です。

あとがきには「血をはくまで書くのじゃ」と励ましてくれたマネジャー富永さんに感謝の言葉がありました。

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2005.10.26

信長の戦争

 【書 名】信長の戦争
 【著 書】藤本 正行
 【発行所】講談社学術文庫
 【発行日】2003/1/10
 【ISBN 】4-06-159578-4
 【価 格】1000円



副題が「信長公記に見る戦国軍事学」です。

信長と言えば、桶狭間の合戦では大きく戦場を迂回して、狭間の今川義元へ駆け下りて奇襲をかける、長篠合戦では3千挺の鉄砲による三段打ちなどの戦闘イメージが強いのですが、これは江戸時代にかけれた小瀬甫庵の「甫庵信長記」の創作です。

実際はどうだったのか、信長の部下であった太田牛一の「信長公記」を元に再現しています。

■桶狭間の合戦は偶発であった
今川義元が天下に号令するため尾張に進軍というのは嘘で、せっかく調略で尾張に築いた拠点、鳴海城などを信長が砦を築いて対抗したため、領土争いで出陣したのが本当のようです。

今川義元は決して凡庸ではなく、桶狭間山という高台に陣を敷き、先陣も派遣していました。

信長は主力部隊を残しておいて、砦攻めで疲れた今川の一部隊を何とか破り引き分けに持ち込もうと考えたようです。中島砦まで来ると、目の前に敵軍があらわれたので、てっきり砦攻めで疲れた部隊だと攻撃したところ、実は今川義元の前軍でした。

信長の主力部隊はこれを打ち破ってしまいました。折りよく嵐となり、そのまままっすぐ山を登っていくと今川義元の本陣でした。

今川義元は金持ち喧嘩せずで、旗本を引き連れて後方部隊に合流しようと退却をはじめました。自分たちの戦力の方が圧倒的に多いのでまっとうな作戦です。ところがどうしたことか信長が勝ってしまいました。

というわけで偶発的に勝っただけで、決して奇襲ではありませんでした。信長が偉かったのは二度と同じ作戦は使わず、それ以降、常に多い戦力で敵にあたりました。

■三段打ち
著者が見た古文書には千挺とありましたが、そこに三という数字が後から補ってあったそうです。確かな数字は分かりませんが、千挺近くは集めたようです。

ただし、何百挺という鉄砲にしても、戦場でどうやって一斉射撃をする命令を使えるかと言われたら、確かにそうですね。声などなら20挺ぐらいなら何とかなるかもしれませんが、100挺なんて、とてもとても

長篠合戦では長篠城を救いに行った別働隊の動きが鍵になりました。

→ 『信長の戦争』

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2005.10.25

90分で学べるSEの会計知識

 【書 名】90分で学べるSEの会計知識
 【著 書】森 昭彦
 【発行所】日経BP
 【発行日】2005/8/1
 【ISBN 】4-8222-8241-4
 【価 格】1600円



知り合いの森さんが出された本です。

会社のシステムを作る場合、会計システムが鍵になります。
ところが理系などが多いSE(システムエンジニア)の場合、大学で学んでいませんし、まず会計や財務の知識はありません。そこで社内で簿記の勉強会などを開催したことがありますが、この本は会計の勘所を教えてくれる本です。

後半は事例になって、どうシステム作りに会計を応用したらよいかという視点になっています。これって中小企業診断士試験の2次試験の事例にも応用できる内容ですね。

→ 『90分で学べるSEの会計知識』

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2005.10.22

秋の古本まつり 11/1-6

基中堂の三浦店主から秋の古本まつりのカタログを送っていただきました。

もう29回になるんですね!ちょうど私が大学生の頃に始まりました。

初めて参加した時は境内の鐘楼近くでセリ形式のオークションをやっていました。誰が参加してもOKということで、その頃集めていたSFマガジンをセリ落としたことがあります。落ちると鐘の音がボーンと!京都らしかったですね。

■第29回 秋の古本まつり
   11月1日(火)~6日(日) 午前10時~午後5時
   (初日は古本供養終了後に開店)

■会場 京都市左京区百万遍・知恩寺境内

交通
JR 京都駅~市バスA乗り場から、17・206「百万遍」下車
阪急 河原町駅~四条河原町上る西側バス乗り場から、3・17「百万遍」下車
京阪 出町柳駅~東へ徒歩10分
近鉄 京都駅から市バス、あるいは丹波橋京阪乗換で出町柳下車

■催し
古本供養 11月1日 9時30分より知恩寺大殿にて
児童書コーナー
百円均一コーナー
入札コーナー 11月5日開札
本の病院
特選オークション 11月6日開催

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2005.10.18

幕末維新あの人の「その後」

 【書 名】幕末維新あの人の「その後」
 【著 者】日本博学倶楽部
 【発行所】PHP文庫
 【発行日】2003/9/17
 【ISBN 】4-569-66024-X
 【価 格】514円



幕末維新の活躍した人物のその後のエピソードを集めた本です。よく知っているのもあるのですが、中には初めて聞くものもありました。

■ロシア皇太子襲撃事件
いわゆる大津事件です。犯人の津田三蔵ですが、三重県の伊賀上野市の出身だったんですね。そういえば上野の寺町通を歩いていた時に津田三蔵墓とかありましたが、何でこんなところにと思ったのを思い出しました。

西南戦争で功を上げて褒美をもらったのですが、実は西郷が生きていてロシアに逃れたのではという噂から、ロシアから俺の褒美をとりに来ると強迫観念にかられたのが事件の真相だったようです。

■脱藩して戊辰戦争を戦った藩主
戊辰戦争で潔しとせず、函館まで転戦した桑名藩主などは有名ですが、林という上総請西藩(1万石)の藩主は何と脱藩して戦ったそうです。

官軍が迫る中で、戦う軍事力はないため、藩と謹慎中の徳川慶喜に迷惑がかからないように藩主自らが脱藩したんだそうです。59人を連れて脱藩しましたが、出陣する時に村人が皆、見送ったそうです。目的は徳川家の再興でした。

東北で戦っていましたが、そこへ徳川の存続が決まった知らせが届き、官軍に降伏したそうです。

風変わりな殿様だったようで、脱藩して新政府と戦ったので一介の庶民となり、何と農民となってかっての自分の領地に入植したそうです。明治26年にようやく華族となりましたが、歴史の影にはこんな変わった人物もいるんですね!

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2005.10.16

あきらめの壁をぶち破った人々

 【書 名】あきらめの壁をぶち破った人々
 【著 者】中尾 英司
 【発行所】日本経済新聞社
 【発行日】2003/10/30
 【ISBN 】4-532-31100-4
 【価 格】1600円



大手製薬会社を舞台に業務改革プロジェクトをテーマとした小説です。

製薬会社では研究から治験へ進む、最後は申請と数多くの文書がやりとりされます。そこで申請までのスピードがあげるため、システム導入が行われます。ところが壁となって立ちはだかるのが縦割り組織と意識を変えることができない上司です。

各部門から集めたメンバーはすぐに部門のことを考え、部分最適に走ってしまいます。またなかなか変わらない上司の意識をいかに変えてもらうか、メンバーに全体最適を考えてもらうよう気づいてもらうか小説を読みながら学べるようになっています。

略歴を見ると筆者は産業カウンセラーであり、カウンセリグのやり方や心理学的なアプローチが小説のあちこちに出てきます。これが効果的で、プロジェクト・マネージメントの参考になります。

小説にはどこの会社にも必ずいる、いろいろなタイプの上司が出てきます。

「意見など言わず、黙って俺の言うとおりにやれ!」こんな上司、あなたの周りにもいませんか。

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2005.10.12

「夏子の酒」読本

 【書 名】「夏子の酒」読本
 【著 者】尾瀬あきら
 【発行所】講談社
 【発行日】1993/12/15
 【ISBN 】4-06-206635-1
 【価 格】1165円



ご存じ夏子の酒です。幻の酒米の龍錦を栽培して、それでお酒を作る物語ですが、そのモデルになったのが新潟県三島郡の久須美酒造です。

テレビドラマの夏子の酒ではロケ現場として使われ、酒米である亀の尾栽培会の指導の元で俳優による田植えなども行われました。

さて本家の久須美酒造ですが、酒造りを5代にわたって行っている古い蔵です。6代目がふと考えたのが酒米と言っても播州米の雄町や山田錦がよく使われるが新潟のような雪国では風土にあった酒米の方が良いだろうということで、亀の尾という庄内生まれの酒米を探すことになります。

ある杜氏が集まった席で昭和の初めに亀の尾という米があって、これで造った吟醸酒の味が忘れられないと聞いたのがきっかけでした。

ところが、この米を探すのが大変でした。ほとんど絶滅状態で、最後にようやく農業試験場にあることが分かり稲穂を10本分けてもらったそうです。

亀の尾は、食味のうまさと寒冷に強い性質から一時は関西の「雄町」「八反」に並んで酒米三大品種としてもてはやされた米で、現在のササニシキやコシヒカリはこの亀の尾を始祖としています。

ただ弱点もあり、病害虫に弱く、背丈が高いので雨風に弱いなどです。とりあえず10本の稲穂から籾を取ると1500粒あったそうで、とりあえず天井の梁に封筒を入れてぶら下げてネズミ対策をしたそうで、ここらへんは「夏子の酒」でも出てきます。

昭和56年にいよいよ亀の尾を復活させるために種籾をまき、収穫は30キロ、その秋には米作りのベテランを招いて、亀の尾の復活に協力してほしいと協力を依頼。こうして出来たのが「亀の尾生産組合」で有機農法により米作りが始まります。ここらへんは夏子の酒そのままですね。そして30キロが4800キロになり、いよいよ醸造です。

昭和58年に60%の精米歩合で吟醸酒を造りました。ただ味はいまいちだったそうで、田んぼは1年枯らすと3年は作れないという話のように、今までの田んぼは化学肥料で土がやせ細っていて地力がなく、有機農法に切り替えても昔の地力がつくまでには、やはり3年かかったそうです。

昭和60年以降、ようやく亀の尾の真価で出来る吟醸酒が出来始め、これが「亀の翁」の誕生話になります。年間2000石の蔵ですので、この「亀の翁」も出荷量が少なく、幻の酒になっています。

と言うことで、夏子の酒の物語とほとんど同じような苦労があって亀の翁が誕生したんですね。もっとも実際の主人公はおじさんですので、コミックではちゃんと女性の夏子になっておりました。

「和醸良酒」という額がコミックで佐伯酒造にかかっておりましたが、これも亀の翁を造った久須美酒造専務が知人からいただいたもので、一度造りに入ると、交代で誰かが起きて働いている状況で一人でも手を抜けば酒が駄目になってしまう。大切なのは蔵人の和で和が良い酒を醸すということだそうです。

■居酒屋
江戸時代、「居酒致し候」という看板が出ている店で、居て酒を飲むつまり居酒をすることから居酒屋になったそうです。縄のれんは網戸が無かった時代の蠅よけでした。

■無礼講
後醍醐天皇が北条氏打倒の策略を練るため、同志を呼んでその相談をするさいに、身分関係を抜きにしてハメをはずした酒宴を行いました。これは世間をあざむくための手段で、宴にかこつけて協議をしていました。ただ、毎日続く常識や礼儀を欠いた酒宴の様子に驚いた人が無礼講という名前をつけたそうです。

■左利き
酒飲みのことをさしますが、ノミで木を削る時に左手にノミを持ち、右手のトンカチでたたきます。つまり左手がノミを持つ手で、つまりノミ手で、これが飲み手で、シャレで左利きのことを酒飲みとい
うようになりました。

■上戸・下戸
大宝律令(701年)に成年男子が6人から8人いる家を上戸、4人または5人いる家を中戸、3人までの家を下戸と呼んだのがそうです。当時は成年男子が多ければ、それだけ働き手が多いので、経済的収入もあり、婚礼の時などに酒を多くふるまえる上戸とあまりふるまえない下戸が酒を多く飲む上戸、酒をあまり飲まない下戸へと変化していったようですね。

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2005.10.10

日本の歴史をよみなおす

 【書 名】日本の歴史をよみなおす
 【著 者】網野善彦
 【発行所】ちくま学芸文庫
 【発行日】2005/07/10
 【ISBN 】4-480-08929-2
 【価 格】1200円



歴史に関する話題の本です。けっこう思い込みがあるんですね。

■水呑
水呑という言葉がありますが、学校で習ったのは土地も持てず、飲まず食わずの貧しい生活をしているお百姓さんでした。

ところが古文書の研究をしていくと、廻船商人で資産家の人物が水呑になっていました。どうも「土地が持てない」ではなく、「土地を持つ必要がない」が水呑の実態のようです。

■最初の手形
金融業者が国司に米を貸し出す時、担保として、切符(きりふ)と呼ばれる徴税令書などが渡されました。この切符を持って、金融業者がそれぞれの国の蔵へ行くと、米を出すことができました。つまり徴税まで行っていました。

この切符が金融業者間でやりとりされており、今でいう手形の役割もあったそうです。

金融の用語も昔からありました。例えば「相場」は中世から使われている言葉で、場とは「庭」のことでした。市庭で出会って値段を決めたことから生まれた言葉です。

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2005.10.06

バランス・スコアカードの創り方

 【書 名】バランス・スコアカードの創り方
 【著 者】伊藤一彦、上宮克己
 【発行所】同友館
 【発行日】2005/10/11
 【ISBN 】4-496-04040-9
 【価 格】2200円



大阪の中小企業診断士仲間が出した本です。

バランス・スコアカードが注目されていますが、本に掲載されている事例はノースウエスト航空などの大企業ばかり。

中小企業でも使えるツールなのに、なんで大企業の事例ばかりなんかなと思っていましたが、この本に載っている事例は反対に中小企業ばかりです。中には従業員3名の和菓子屋さんの事例も掲載されています。

中小企業で機能させるには全社のバランス・スコアカードだけでなく、部門別、個人別にまで落とし込んで人事評価とリンクさせなければうまくいかないなど、実際、導入して成功させるノウハウが書かれています。

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2005.10.03

運命を拓く 天風瞑想録

 【書 名】運命を拓く 天風瞑想録
 【著 者】中村 天風
 【発行所】講談社文庫
 【発行日】1998/6/15
 【ISBN 】4-06-263739-1
 【価 格】552円



社会に元気が無い時には、やはり中村天風ですね。読むと積極的に人生を生きなくちゃっと考えさせられます。

本は夏期修練会で中村天風が講述されていたものをまとめたものになっています。語り口などで天風の謦咳にふれられます。

読んでいると、ところどころに宇宙霊という言葉が出てきます。キリスト教でいう造物主の概念に近いのですが、ふと20年ほど前に大学の一般教養で使っていたテキストを思い出しました。確か若杉教授という人の授業で使っていたテキストがこの若杉教授とトインビー教授との対話集でした。「トインビーと語る」(?)というような題だったと思います。

歴史や文明について、深い造詣のあるトインビー教授の言葉にも歴史を研究していくと、どうしても我々の背後にある宇宙霊を意識せざるを得ないなどの言葉が出ていました。中村天風の本を読んで、ふとこの言葉を思い出してしまいました。

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