お金の思い出
【書 名】お金の思い出
【著 者】石坂 啓
【発行所】新潮文庫
【発行日】1998/12/1
【ISBN 】4-10-145012-9
【価 格】400円
「赤ちゃんがきた」で有名な漫画家が著者です。これは漫画家デビュー前の貧乏生活をおくっていた時代のお話です。
父親の事業が倒産して、明るいキャンパス生活が一転してアルバイト暮らしに、卒業後も色々とやっていましたが何とか手塚プロのアシスタントになり、修行が始まりデビューする話です。漫画家や編集者の生態やらなかなか面白いですね。
本を読みながら金のなかった学生時代を思い出していました。バイト代が入る前、スーパーのパン売場でパンの耳(サンドウイッチを作る時に切り落としたもの)を袋一杯で20円、30円で売っていたので、これを買ってきてマヨネーズ(冷蔵庫に入っていた)をつけてよく食べていました。昼は学食で170円のかけうどんでしたね。あの頃は金がなかったな。
別に貧乏というわけではなく仕送りやバイト代が入ると、いいもの食べにいったり、すぐに飲みに行ったりしてたので計画的に使えば別に金に困ることもなかったはずですが何かピーピー言っていた記憶しか残ってません。本は学校の図書館か古本屋の均一棚あさりだけでした。
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