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2005/08/22

お金が店にやってくる

 【書 名】お金が店にやってくる
 【著 者】宮本照夫
 【発行所】朝日文庫
 【発行日】2002/8/1
 【ISBN 】4-02-261385-8
 【価 格】580円



副題が「コンサルタントが教えない生々しい成功ノウハウ」になっています。

26歳の時に焼き鳥とおにぎりのお店を始めたのを皮切りに事業を伸ばしてきた経営者の様々なノウハウが掲載されています。

例えば開店前後に集客のためサービス券をよく渡しますが、サービス券で「生ビール一杯無料」、「五百円券」など、こういうせこいのはあまり効果がなく、バーンと「五千円券」や「1万円券」を出した方がリピート率が90%以上になります。また全員に渡さず客足が落ちる時間帯にやってきそうなパチンコ店や美容院に勤める人たちに渡します。仲間と連れ立って店に来てもらえ、店を遊ばせる時間帯も減ることになります。

■勘定を払う時の顔
お客は三度顔を変えます。一度目は店に緊張気味ではいってくる時、二度目は酔って騒いでいる時、三度目は勘定を払う時で、ただこの3つともお客の素顔です。なるほど、勘定を払う時は確かに顔が変わりますね。

■店の華
店に入ってくる客は店の同じところをまず見るそうです。そこが店の顔となるので、口入れの客をまずそこに座らせます。次に入ってきた客は、最初に見た席が埋まっているので、はやっているなと感じます。店が混んできた時は反対にその席を空けます。こうすると入ってきた客が混んでいるけど席があるなと認識してもらえます。

あたりまえですが、お客の気持ちをいかによく見抜くかが勝負です。

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