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2005/02/17

書店の店頭から 本屋はわたしの学校だった

 【書 名】書店の店頭から 本屋はわたしの学校だった
 【著 者】海野 信
 【発行所】編集工房ノア
 【発行日】1985/5/15
 【価 格】1600円 (古本屋で800円ぐらい)



著者は梅田の旭屋書店(8階建て)に35年間勤めて定年退職になった方です。

大阪のキタもたくさん大型書店が増えています。ジュンク堂やブックファーストなどが新しく出来、昔からある紀伊國屋書店、旭屋書店との競争になっています。

老舗の2書店ですが紀伊國屋書店は1フロアで旭屋書店は8階建ての縦長構成になっています。個人的にはだだっ広い紀伊國屋書店より旭屋書店の方が1フロアづつコーナが分かれて探しやすく、梅田に行けば大体、旭屋書店に行っております。ブックファーストはたくさん本を買うと3階の喫茶室で使えるドリンク券を使えるので、それも魅力的ですが

さて、本の内容ですが本探しや客注など書店の側から見て書かれています。昔は東京に比べて大阪は本が手に入りにくく、その時代から東京に常時2名派遣して、客注を1冊でも神田村をまわって本を揃えて送っていたそうで。旭屋書店に行けば取り寄せも早いと口コミで流れて現在の旭屋につながっています。

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» 本が売れたのに悲しいの。 [退屈男と本と街]
 『書店の店頭から 本屋はわたしの学校だった』(編集工房ノア/海地信著) を読んだ。一九八五年刊。  著者は、旭屋書店に三十五年間勤務した書店人。定年退職と... [続きを読む]

受信: 2005/02/19 01:26

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