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2005/02/12

明けても暮れても本屋のホンネ

明けても暮れても本屋のホンネ
 【書 名】明けても暮れても本屋のホンネ
 【著 者】高津 淳
 【発行所】街と暮らし社
 【発行日】1999/6/30
 【ISBN 】4-7954-0140-3
 【価 格】1600円



「新文化」という出版に関わる業界専門紙に連載されていたものをまとめて本にしたものです。大型書店でいつもの店で店長を歴任し、店頭から見た出版事情になっています。

■本屋の川柳
「夏休み 本屋は年中 夏休み」困ったものです。

■同情番線
ある日、高津店長が店へ戻ると版元の営業が待っていました。女性の二人連れで新刊の案内でしたが、本が市場向きじゃないと散々に言った後に実は版元の営業だと思っていた一人が著者だったということが判明します。

反対に本屋にはっきり自分の本の感想を言ってもらったのは初めてと感謝されたそうで

同情というわけではありませんが少し置いてみましょうと番線を押したそうです。
番線というのは書店が本を注文する際に押すゴム印のことです。


三重のリサイクル書店で見つけた本ですが、著者署名本でした。

『高津淳(米山淳)は楽しい時、悲しい時 いつも日本海を目の前に描きます。
なぜ〜 それは太平洋にない深い深い波が僕を洗ってくれるからです。』

という著者の直筆メッセージまで書かれています。

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