街の本屋はねむらない
【書 名】街の本屋はねむらない
【著 者】奈良敏行、田中淳一郎
【発行所】アルメデイア
【発行日】1997/6/13
【ISBN 】4-900913-07-3
【価 格】1200円
1996年9月6日から9日にかけて鳥取・米子市で行われた「本の学校 第2回大山緑陰シンポジウム」の講演内容にインタビューを入れてまとめられたものです。『本の学校』も今ではすごく有名になりましたね。
まずは鳥取市にある定有堂書店の店主の奈良敏行氏です。2階には定有堂教室というのを作って「読む会」を主催されたりしておられます。
『なにはともあれ長く続けることが大切だと自覚的に了解できる人が、少なくとも3人いるといい。こうしたミニコミ的な集まりはというのは「たき火」のようなもので、暖かいから人が火にあたりに集まって来る。ただ、あたりに来るだけで薪を置いていってもらわないと消えてしまうので、そういう仕組も必要である。』
社外勉強会などにもすぐ通じるような話ですね。私も18年ほど社外勉強会を主催しておりますが、本当に大変です。
「書店がシャッターを閉めて閉店したときの店頭在庫は、在庫ではなくすべて売れ残りである。」講談社の永井氏の言葉だそうです。
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