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2005/01/31

シベリアをわたる風

 【書 名】シベリアをわたる風
 【著 者】等々力政彦
 【発行所】長征社
 【発行日】1999/7/9
 【ISBN 】4-924929-35-2
 【価 格】2000円



2000年3月に知的生産の技術研究会・関西で「喉歌の夕べ」というタイトルで講演していただいた等々力(とどりき)さんの本です。会場では署名もしていただきました。(^^);

本の中にはトゥバ共和国の写真も何点か掲載されています。見渡すかぎりの草原で、こんなところへ行ってみたいですねえ。ですが、けっこう物騒なところで殺人事件も起きているんだそうです。

■神聖の印
シベリアでは鉱泉の湧き出すような神聖な場所には白い布を木に巻き付けるそうで、この風習はコーカサス山脈から朝鮮半島まで続いているそうで、どうも神社のおみくじを木に巻く起源になっているようです。

■黒澤映画
トゥバ共和国と聞いても、全然ピーンと来ませんが、黒澤映画の「デルス・ウザーラ」の主役はこの国の俳優であるマクシム・ムンズク氏だそうです。等々力さんは偶然このムンズク氏と出会って、ムンズク氏が黒澤氏と再会したいということで、その手紙を運んだりと色々なエピソードが出ています。

■タルバガン
すっかりトゥバと喉歌の世界にはまった等々力氏ですが、北海道の嵯峨氏が喉歌と馬頭琴をやっているということでユニットを組むことになり、名前はタルバガンとつけました。

現地の言葉で「地リス」だそうです。たいへん臆病なクセに好奇心旺盛な動物で、その習性のせいで変な狩りの方法でつかまってしまう間抜けな動物です。

トゥバ人がタルバガンというユニット名を聞くと、大概はおかしそうに笑って、すぐ覚えてくれるそうです。ただ日本ではタラバガニに間違えられることが多いそうで

独特の歌い方をする喉歌ですが、けっこう色々な人が取り組んでいるんですね。松任谷由美や旭鷲山関もやっているそうです。初めて聞くと、なんで人間からこんな音が出るのだと驚いてしまいます。

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