旧豊宮崎文庫(伊勢)
金曜日に久しぶりに伊勢神宮へ行ってきました。
伊勢神宮の外宮(豊受大御神)を参拝した後に、入り口の池沿いに進むと茜社(豊川茜稲荷神社 )に出ます。
伏見稲荷のようにずらっと鳥居が並ぶのが印象的な神社です。外宮の敷地内にある神社ですので、皆さん次回、伊勢に行かれた時はぜひお立ち寄りください。
ここは伊勢の古い神様のようで産土神の「あこねさん」が祭られています。1000年ほど前は赤畝「あかうね」と呼ばれていたのがなまって「あこね」となり、明治初期「茜」の字が当てられたそうです。
さて茜社から伊勢市郷土資料館に方へ向かうと、旧豊宮崎文庫があります。
建物はなく、塀と門だけが残っています。慶安元年に外宮の禰宜が発起人となり、町の有力者により創設された図書館&学校(外宮祠官子弟の修学道場)でした。明治に廃止となり、蔵書は現在の神宮文庫に引き継がれています。
伊勢市郷土資料館には日本初の旅行代理店(ツーリスト)だった伊勢の御師や河崎の商家の資料などが展示されています。文春新書から「伊勢詣と江戸の旅」という本が出ていますので、あわせて読むと面白いですよ。
→ 伊勢神宮
| 固定リンク
コメント