« 蒐書散書 本との出会い | トップページ | 書店の近代 »

2004/06/17

第三閲覧室

 【書 名】第三閲覧室
 【著 者】紀田順一郎
 【発行所】新潮社
 【発行日】1999/7/20
 【ISBN 】4-10-306306-8
 【価 格】1900円

紀田順一郎氏には古本屋探偵シリーズという神保町をテーマにしたミステリーがあります。第三閲覧室は舞台をある大学図書館において、そこで起きた古書にまつわる殺人事件を解くミステリーになっています。

昭和の初めに彗星のように現れて彗星のように消えていったボン書店(本の中ではロン書房になっています)の幻と言われていた詩集が現存したというのがテーマになっており、その部屋で殺人事件が発生します。

貴重書を集めていた学長が犯人なのか? はたまた...

というわけで古書好きにはたまらないミステリーになっております。またブックデザインがいいですね。けっこう凝っています。

|

« 蒐書散書 本との出会い | トップページ | 書店の近代 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第三閲覧室:

« 蒐書散書 本との出会い | トップページ | 書店の近代 »