2019/12/13

権力の日本史

 【書 名】権力の日本史
 【著 者】本郷和人
 【発行所】文春新書
 【発行日】2019/11/20
 【ISBN 】978-4-16-661239-0
 【価 格】850円


権力は実力か、それとも血か家かについて考えさせられる本です。


■エマニュエル・トッド(フランスの歴史人口学者)の家族理論
中心部の中国、ロシア、中東など古代に文明が発達した地域から核家族→直系家族→共同体(家父長)家族へと推移。同心円状に拡がるため日本や朝鮮半島やローマからみて周辺にあたるドイツなどが遅れて直系家族になります。さらに遠いイギリスやアメリカでは一番古い核家族が今も続いている。


直系家族ー日本、朝鮮半島、ドイツ
共同体家族-中国、イタリア


■秀才
科挙の予備試験にあたる科試を受験する資格を取得した者が秀才
科試に合格すると挙子となり、ようやく本番の科挙試験に臨めます。


■判官
源義経が任じられたのが検非違使少尉。長官、次官につぐ三等官である判官だったので源九郎判官の名前が生まれます。


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権力の日本史

 【書 名】権力の日本史
 【著 者】本郷和人
 【発行所】文春新書
 【発行日】2019/11/20
 【ISBN 】978-4-16-661239-0
 【価 格】850円


権力は実力か、それとも血か家かについて考えさせられる本です。


■エマニュエル・トッド(フランスの歴史人口学者)の家族理論
中心部の中国、ロシア、中東など古代に文明が発達した地域から核家族→直系家族→共同体(家父長)家族へと推移。同心円状に拡がるため日本や朝鮮半島やローマからみて周辺にあたるドイツなどが遅れて直系家族になります。さらに遠いイギリスやアメリカでは一番古い核家族が今も続いている。


直系家族ー日本、朝鮮半島、ドイツ
共同体家族-中国、イタリア


■秀才
科挙の予備試験にあたる科試を受験する資格を取得した者が秀才
科試に合格すると挙子となり、ようやく本番の科挙試験に臨めます。


■判官
源義経が任じられたのが検非違使少尉。長官、次官につぐ三等官である判官だったので源九郎判官の名前が生まれます。


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2019/12/08

会社を良くする最高のレシピ

 【書 名】会社を良くする最高のレシピ
 【著 者】安田勝也
 【発行所】同友館
 【発行日】2015/10/08
 【ISBN 】978-4-496-05157-9
 【価 格】1,800円


■付加価値潜在力
著者オリジナルの指標で「労働生産性×従業員数×(退職年齢ー平均年齢)」で計算します。企業が将来何年にわたって、付加価値額を提供できるかを簡易的に表すことができます。増やすには
・労働生産性の向上(競争力を強化)
・従業員数を増やす
・退職年齢を引き上げる
・平均年齢を下げる


■ピンチはチャンス
学生に東南アジアの建設現場を見せて、この国の建設関係の人たちに建設資材や工法を技術指導する事業は考えられないかという質問をすると、反応は「楽しそう」と「難しそう」の2つ。
楽しそう-難しそうだけど何だか楽しい
難しそう-理屈有線で壁にぶつかる前から、できないと決めつける傾向が強い


■回覧の工夫
佐藤さん  □熟読 □確認 □不要
こうすると、よく読んでいませんでしたという言い訳がきかなくなります。


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2019/12/07

東大教授の忠臣蔵講座

 【書 名】東大教授の忠臣蔵講座
 【著 者】山本博文
 【発行所】角川新書
 【発行日】2017/12/10
 【ISBN 】978-4-04-082216-7
 【価 格】880円


■人前(ひとまえ)
大石内蔵助は浅野大学による浅野家再興を目指していましたが、再興ではなく「人前がなる」ことが大切でした。人前がなるは面目がたつというニュアンスで吉良に何らかの処分が申し渡される必要がありました。ただ綱吉の裁定を否定することになるので、できない相談だった。


■山崎
祇園で遊蕩したと歌舞伎などで出てきますが実際は息子の大石主税を連れての物見遊山が本当だったようです。


■堀部安兵衛
「ほりべやすべえ」と言われていますが「ほりべやすびょうえ」と呼ばれたようです。


■討ち入り
討ち入りになった時、隣の本田孫太郎、土屋主税の屋敷から高提灯が掲げられたのは史実のようで表立って味方はできないが浪士たちが戦いやすいように配慮したようです。


■死ぬ覚悟
討ち入り後、浪士はケガはしましたが皆、無事でした。しかし討死を覚悟していたようで大石内蔵助も「浅野内匠頭家来大石内蔵助 十二月十四日討死」という名札を持っていました。吉田忠左衛門も辞世を書いて甲の裏につけていました。


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2019/12/05

督促OL指導日記

 【書 名】督促OL指導日記
 【著 者】榎本まみ
 【発行所】文春文庫
 【発行日】2019/10/10
 【ISBN 】978-4-16-791376-2
 【価 格】600円


コールセンターの裏側について書かれています。皆が答えられるようにマニュアルが電子化されています。ところがシステムダウンすると、電話は繋がってもマニュアルが見られないので答えるのが大変になります。


応答率-コールセンターにかかってきた電話のうち、どれぐらい電話に出られたかの数字
待ち呼-お客さんが待っている数
呼損(こそん)-取り切れないまま切れた電話


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本バスめぐりん

 【書 名】本バスめぐりん
 【著 者】大崎梢
 【発行所】創元推理文庫
 【発行日】2019/10/25
 【ISBN 】978-4-488-48707-2
 【価 格】660円


「配達あかずきん」という書店を舞台としたミステリーで有名な作者ですが、今回は移動図書館「本バスめぐりん」を舞台とした物語です。定年退職し、知り合いから頼まれて移動図書館の運転手をすることに、同僚の司書は若い女性。「いっぱい借りて、いっぱい買って、いっぱい読む、これですよ。私も買ってますから。本屋さん、大好きですし」図書館で借りてもよいし、買ってもよい。本は読むことが大切です。

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2019/11/30

日本中世史の核心

 【書 名】日本中世史の核心
 【著 者】本郷和人
 【発行所】朝日文庫
 【発行日】2019/09/30
 【ISBN 】978-4-02-261987-7
 【価 格】740円


■兼参(けんざん)
従者が複数の主人を持つこと。平安~鎌倉にかけて主従関係は極めてゆるやかったようです。


■尊勝院宗性
1235年、34歳の時に禁酒の誓いをたてているが、いい加減なもの。「今日から千日、酒をやめる」「けれども酒は薬でもあるので、一日に三合は飲んでもよい」


■法然
真宗は迫害を受けましたが数ある仏のなかから阿弥陀仏を選択して、阿弥陀仏だけに帰依する考え方は一神教に近く、これが異端だったようです。


■九条道家
関白となり記録所を作ります。実務に精通した下級官人を組織し合議しながら解決していきます。これが評定衆の原型となっていきます。九条道家がなくなり北条重時に、ようやく撫民という考え方がうまれます。それまでは結城宗広のように「生首を見ないと一日ぼおーっとして調子が悪い」なんて言っています。


■室町幕府
関東ではなく京都に幕府を作ったのは御家人のような伝統的な武士ではない、楠木正成のような新しい武士が登場してきたため、新しい王権を作る必要があったと考えたためでした。


■藤原実重
鎌倉時代前半の伊勢国にいた武士で、平家の侍大将である悪七兵衛景清の一族の模様。しかし日記は仮名ばかりで漢字はほとんどなく、当時のトップクラスの武士でこんな調子でした。


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2019/11/28

少年の名はジルベール

 【書 名】少年の名はジルベール
 【著 者】竹宮恵子
 【発行所】小学館文庫
 【発行日】2019/11/11
 【ISBN 】978-4-09-406713-2
 【価 格】700円


漫画家でデビューしたのはよいけれど各社の仕事を能力以上に受けたため実家のある徳島から各社担当編集者が全員集合しているところに呼び出されます。どこかが、この新人の面倒をみるしかないという結論となり、結局は小学館の「週刊少女コミック」に決まり、まずは缶詰旅館でひたすら原稿を書く生活に突入します。


やがて萩尾望都、増山法恵と一緒にアパートを借りて暮らすようになり、これが大泉サロンとなります。ここに佐藤史生、山岸涼子など多彩なメンバーが入れ替わり訪れるようになります。そんななか横浜からナホトカへ出てシベリア鉄道経由のヨーロッパ旅行を企てます。竹宮恵子、萩尾望都、増山法恵、山岸涼子のうら若き4人の出航に見送りにきたのは小学館の山本編集者ただ一人。「お前ら、もう帰ってくんなーバカー」という冗談に送られて出航です。


やがてスランプに陥り大泉サロンを出ます。「風と木の詩」をずっと出したいと思っていましたが、どこもダメ。そんななか新人編集者にアンケート調査で1位を取れば、次回作は作家の好きなものが通りやすくなるという言葉に発奮して「ファラオの墓」という貴種流離潭を発表。1位は取れませんでしたが企画を通って、少女漫画の歴史を変えた「風と木の詩」が発表されます。デビューから「風と木の詩」が出るまでの期間に焦点をあたえた一冊です。


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2019/11/26

江戸の御触書

 【書 名】江戸の御触書
 【著 者】楠木誠一郎
 【発行所】祥伝社新書
 【発行日】2019/11/10
 【ISBN 】978-4-396-11592-0
 【価 格】860円


■銭の相場操作した者は顔に「火印」の刑
撰銭などをしても火印でしたが、相場を動かして金を儲けていたのが長谷川平蔵。火付盗賊改方で有名です。老中の松平定信にかけあい幕府の蔵から小判3千両を借りて安い銅銭を買い占めします。一両日で金と銭の相場が動いてしまい、長谷川平蔵は両替屋に売って差額を儲けます。この差額を人足寄場の運営費にあてました。もともとは幕府が出すべき筋なのに、今なら警視総監が財テクで捻出するようなものです。


■元禄6年(1693年)江戸の人口
35万3582人です。ただし陰陽師、山伏、座頭などは含まれていません。馬が人の言葉を話すというフェークニュースを流しているやつがいて、幕府が誰が言っているか調べろと各町に指示。浪人が犯人だったとわかったのですが、思わぬ副産物として町々からの報告で人口が判明することになります。


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攻防から読み解く土と石垣の城郭

 【書 名】攻防から読み解く土と石垣の城郭
 【著 者】風来堂
 【発行所】じっぴコンパクト新書
 【発行日】2019/11/15
 【ISBN 】978-4-408-33888-0
 【価 格】980円

関東では土の城が造られ堀や枡形虎口など技巧が発展します。関西では織田信長が寺院などの最新技術を取り込むことができ高石垣、瓦、屋根などで現在の近世城郭が造られていくことになります。

■安土城の目的
家督を信忠に譲った隠居城が安土城ですが岐阜城よりも豪華です。最終的には足利義昭から人質としてとった嫡男・足利義尋に与える可能性も考えられそうです。

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