2017/11/18

未来の年表

 【書 名】未来の年表
 【著 者】河合雅司
 【発行所】講談社現代新書
 【発行日】2017/06/20
 【ISBN 】978-4-06-288431-0
 【価 格】760円

100年前4千万人ほどだった日本の人口が1億2千万と3倍となり右肩あがりの人口増加でした。これから100年、今度は5千万人まで減少するとんでもな事態となります。右肩上がりの人口を前提とした社会システムでは絶対になりたたないことがよくわかる一冊です。2020年女性の半数が50歳超え、2033年3戸に1戸が空家になど具体的に何が起きるかを人口統計などをもとに分析しています。出生率が1.4ほどになっていますが、折り紙を半分に折って、また半分に折って人工はこうやって減少していくという例えはイメージしやすいです。

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お姫様は幕末明治をどう生きたのか

 【書 名】お姫様は幕末明治をどう生きたのか
 【著 者】河合 敦
 【発行所】洋泉社歴史新書
 【発行日】2016/01/23
 【ISBN 】978-4-8003-0801-6
 【価 格】930円

幕末の動乱を大名の姫たち15人がどう生き抜いたのかを追っています。家定の正室となった篤姫や家茂の正室となった和宮も登場しますが、あまり知られていない姫についても書かれています。慶喜の側室だったのが新村信。家は下級旗本の松平家。側室になる時に一橋家の用心だった新村猛雄の養女となります。また新村猛雄は明治20年代にも養子をもらい、これが後に広辞苑を生み出す新村出でした。

伊達家の娘だったのが伊達保子。亘理(わたり)伊達家へ嫁ぎます。戊辰戦争が終わると分家の亘理領が大いに減らされ生きる道は蝦夷開拓しかありませんでした。新政府からの支援もなく苦労続きでしたが私財を投じるなど、ようやく成功させます。伊達保子は「伊達開拓の母」と呼ばれるようになります。


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2017/11/15

江戸の居酒屋

 【書 名】江戸の居酒屋
 【著 者】伊藤善資
 【発行所】洋泉社
 【発行日】2017/10/19
 【ISBN 】978-4-8003-1325-6
 【価 格】950円

お酒にまつわる逸話がたくさんの本です。

杜氏-自家で酒を作るのは主婦で刀自と尊称されたことから杜氏に

平城京の酒造司で作られたのは清酒、浄酒、白酒、黒酒、濁酒

四文屋ー江戸時代の100円ショップですべて四文

お鉢がまわってきたーお酒を飲みまわす風習から順番を指す言葉に


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なぜ地形と地理がわかると幕末史がこんなに面白くなるのか

 【書 名】なぜ地形と地理がわかると幕末史がこんなに面白くなるのか
 【著 者】大石 学
 【発行所】洋泉社
 【発行日】2017/10/19
 【ISBN 】978-4-8003-1336-2
 【価 格】900円

ペリーが開国を求めて来航しましたが江戸まで入りませんでした。これは当時の国際法に基づくものです。公海、領海、内水(ないすい)に分かれており浦賀から先の江戸湾は内水でした。ペリーが江戸湾に測量船を送り込んだ時、浦賀奉行与力の中島三郎助が内海に乗り入れることは認められないと抗議したことから江戸湾を退去しました。

江戸を守る台場は品川沖に作られましたが、江戸湾には江戸川や多摩川で運ばれた土砂が堆積していて大型船が入れるのは品川沖だけでした。ですので、ここに台場を築けば江戸湾の防衛ができました。

岩倉使節団はアメリカだけでなくヨーロッパもまわり、特にベルギーやスイスをまわり大国に囲まれながら、どうやって独立を維持しているのか学びたかったようです。

淡路島は兵庫県ですが、もともとは徳島藩の筆頭家老だった稲田氏に原因があります。幕末の徳島藩は佐幕でしたが、稲田氏は尊王攘夷派。維新後に淡路は徳島県から分離され兵庫県に所属することになります。


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幕末武士の京都グルメ日記

 【書 名】幕末武士の京都グルメ日記
 【著 者】山村竜也
 【発行所】幻冬舎新書
 【発行日】2017/07/30
 【ISBN 】978-4-344-98465-3
 【価 格】780円

副題は「伊庭八郎征西日記を読む」となっています。21歳の幕臣である伊庭八郎が将軍・徳川家茂の警備のために上洛することになり、その日記です。幕末の京都というと騒然としたイメージがありますが、日記を見るといろいろと観光に行き、ウナギやらいろいろな名物を食べたりけっこう平穏無事に過ごしていることがよくわかります。勤務は夜勤もありますが4日に1日程度の出仕でのんびりとした勤務だったんですね。

家茂が船で江戸へ戻るために大坂へ行った時は暗峠を超えて奈良まで一泊旅行もしています。伊庭八郎は陸路で江戸にもどることになりますが大津、草津を超えて石部宿で川留に会った時に新選組による池田屋事件が発生し、急遽、京都へ戻る以外はのんびりしたものです。途中、弟の具合が悪くなった時は亀山宿で藩主から医者を世話してもらうなどしていました。伊庭八郎は心形刀流の跡取りで剣士だったことから一目おかれていたようです。無事に帰った伊庭八郎ですが、そのあとは幕末の動乱に巻き込まれます。

家茂の2回目の上洛にも付き従います。徳川慶喜の軍制改革では遊撃隊入りし戊辰戦争を戦います。恭順を決めた遊撃隊から離れ、函館まで転戦。幕臣としての矜持をつらぬき五稜郭で亡くなりました。26歳でした。

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2017/10/28

蔵書の苦しみ

 【書 名】蔵書の苦しみ
 【著 者】岡崎 武志
 【発行所】光文社知恵の森文庫
 【発行日】2017/10/20
 【ISBN 】978-4-334-78730-1
 【価 格】740円

どっかで読んだことがあるなあ、どこだっけと思いながら読み進め、読書記録を見ると光文社新書から出ていた「蔵書の苦しみ」を読んでいました。この本にも出てきますが読んだ本を忘れてしまいます。新刊コーナーに並んでいたのですが、念のために奥付を見て確かに新刊だと確認して、条件反射的に買ってしまいましたがダブりでした。新書が出てからの「蔵書の苦しみその後」も収録されています。同じ本を買うことは、よくあることで、3冊同じ本を買ったときはさすがに自分でもあきれました。

本がたまると調べたい時に肝心の本が埋もれて出てこない。探す手間を考えるより書店で買った方が早いという本末転倒なことになります。電子書籍もありますが、やはり紙の本の方がいいですねえ。蔵書が火事で燃える話や処分の話など蔵書にまつわる本が満載です。

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2017/10/26

天皇陵の謎を追う

 【書 名】天皇陵の謎を追う
 【著 者】矢澤高太郎
 【発行所】中央公論新社
 【発行日】2016/04/25
 【ISBN 】978-4-12-206249-8
 【価 格】1000円

筆者は読売新聞文化部の古代史、考古学担当記者で天皇陵をテーマにした一冊です。

■宮内庁の天皇陵比定
比定通り確実なのは用明天皇陵など、わずか6人。なかには城跡を古墳にしてしまった安康天皇陵のような事例もあります。ただし宮内庁が否定した古墳は発掘できませんが、守られるという効果はあります。堺にあった百舌鳥大塚山古墳のように墳丘長168メートルもある前方後円墳が宅地造成で跡形もなく消えるようなことを防ぐ効果はあります。

■陵に葬られたのは誰か
継体天皇は継体天皇陵ではなく今城塚古墳が確実視されていますが、古墳の被葬者には、いろいろな説があります。
高松塚古墳の被葬者で有力なのが石上朝臣麻呂。物部氏の一族で平城京遷都の時、藤原京留守司として現地に残ります。ただ星宿が天井に描かれており皇族ではないかという説をとなえる学者もいます。

網干善教や末永雅雄が「被葬者の名を推測で口にしないのが学者の良心」という信念をもっていました。

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2017/10/21

知られざる郷土史 津とその周辺

 【書 名】知られざる郷土史 津とその周辺
 【著 者】浅生悦生
 【発行所】光印刷出版株式会社
 【発行日】2017/06/19
 【価 格】2,000円

ISBNがないので本屋では流通していないようです。別所書店津駅店で販売していました。裏には津市文化振興基金助成事業とあります。古代から明治期までの津の歴史がまとまった一冊で、なかなか知られていない話が多いです。

■明治38年10月13日 東郷平八郎連合艦隊
ポーツマス条約締結後、津沖に連合艦隊が停泊し、東郷平八郎が伊勢神宮への戦勝参拝が行われました。明治25年頃にも東郷平八郎連合艦隊の演習が伊勢湾で行われていました。

■中世の津の城
霧山城、長野城、雲林院城、波瀬城、宮山城、城山城、稲垣城、上ノ村城、長谷砦、太田城、家所城、上野城、安濃城、小造城、安濃津要害が紹介されています。また発掘された城として城坂城、今徳城、野呂館、川北城、三行城、上野遺跡、垂水城、上津部田城、峯治城、渋見城も紹介されています。

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2017/10/14

小さなお店会社が一人勝ちできる販促の販促技33

 【書 名】小さなお店会社が一人勝ちできる販促の販促技33
 【著 者】石橋 拓也
 【発行所】現代書林
 【発行日】2017/09/19
 【ISBN 】978-4-7745-1662-2
 【価 格】1500円

小さなお店が費用をかけずにできる販促技が記載されています。例えば都会の高層マンションはセキュリティがきつく、DMを入れたりできません。そんな時に便利なのが郵便局のタウンプラス。町丁を絞って配布地域を指定でき、マンションに郵便物の形でDMを届けられます。また試食のアンケートのお礼としてお土産を渡す時に、持ち帰りが鉄則で、しかも一人では食べきれない量にするのがポイント。試食時間を昼に設定すると近所におすそ分けし、OLなら会社に持ち込んで口コミで宣伝してもらえることになります。

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2017/09/28

おうちで学べるアルゴリズムのきほん

 【書 名】おうちで学べるアルゴリズムのきほん
 【著 者】鈴木浩一
 【発行所】翔泳社
 【発行日】2017/03/13
 【ISBN 】978-4-7981-4528-0
 【価 格】2,5200円

小学校でプログラミング教育がはじまりますが重要となるのがアルゴリズムです。平易に基本的なアルゴリズムが学べる1冊になっています。中小企業診断士試験では経営情報システムという科目がありますが、副読本でもよいですね。

コーヒーブレークのコラム記事もウンチクが多くいいですね。ソート、文字列処理の基本形だけでなく、グーグルなどの検索エンジンがどんなアルゴリズムで動いているのか、スマホの道順案内や画像認識をどう行っているのか、最新の機械学習まで記載されています。

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