2026/08/08

税務署員うつうつ日記

 【書 名】税務署員うつうつ日記
 【著 者】大蔵主税
 【発行所】フォレスト出版
 【発行日】2026/08/01
 【ISBN 】978-4-86680-953-3
 【価 格】1400円

■税務署の隠語
ホンテン(国税局)、シテン(税務署)、サンズイ(法人課税)、トコロ(個人課税 所得税の所から)、ニスイ(資産課税)、ギョウニンベン(徴収)、オヤジ(税務署長)

資料せん 税務署の内部資料の隠語 税務調査に入った時に取引先の情報も記録され突合されます
開発担当 まだ表に出ていない獲物を見つける仕事

■実調率
法人税 約1.8% 申告所得税 約0.5% 相続税 約5.4%
同業他社と比べて利益率が低すぎる会社、売上や経費のバランスが不自然な会社、消費税の還付が多い会社が対象

| | コメント (0)

永田町の人をウォッチしてみた よくわかならい国会議員の仕事

 【書 名】永田町の人をウォッチしてみた よくわかならい国会議員の仕事
 【著 者】澤田大樹
 【発行所】株式会社カンゼン
 【発行日】2026/07/03
 【ISBN 】978-4-86255-809-1
 【価 格】1800円

■予算委員会
9時~17時(休憩1時間)×2日間 合計14時間かけて質疑応答 与党が約2割の時間
質問主意書 与野党問わずに何本でも出せ、政府の見解をただせる
政策NPO 万年野党で議員ごとに質問主意書の数を確かめられます

立法機関論ー法案だけを審議しろという意見
日本の議会は政府を制約することにあるので、脱線して別の質問をするのはあり
国会は立法機関というより政治機関になっていて、政府をしっかり牽制する機関になっている

■金帰火来(きんきからい)
金曜に地元に帰って、火曜に戻る永田町ことば

■内閣総理大臣補佐官
定員は5名で政策を具体的に進めるべく、法律のベースとなるものを各省庁と調整し、法案を固める特命担当のような役回り

■日本維新の会
ボランティアスタッフがチラシを配り、受け取った人がいれば候補者に合図を出して、候補者がダッシュして握手するチーム連携ができています

| | コメント (0)

2026/08/05

ホルモー燦燦

 【書 名】ホルモー燦燦
 【著 者】万城目学
 【発行所】角川書店
 【発行日】2026/06/24
 【ISBN 】978-4-04-116535-2
 【価 格】1950円

ホルモーシリーズの完結編です。
京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、龍谷大学フェニックス、京都大学青竜会、同志社黄竜陣のうち、京都大学青竜会、同志社黄竜陣が鴨川デルタでホルモーを実施するところからスタート。大団円は「べろべろばあ」ですが、ほんやら洞を彷彿とさせます。

| | コメント (0)

吉備の古代史

 【書 名】吉備の古代史
 【著 者】今津勝紀
 【発行所】吉川弘文館
 【発行日】2026/08/01
 【ISBN 】978-4-642-30643-0
 【価 格】1800円

■浦間茶臼山古墳(岡山市東区)
箸中山古墳の1/2規格で後円部が3段で構成されている
造山古墳 - 誉田山古墳
作山古墳 - 上石津ミサンザイ古墳
と関連がありそう

■和珥氏と同祖
春日臣、大宅臣、粟田臣、小野臣、柿本臣、大坂臣、伊勢飯高臣、近淡海国造など

■キサキ
吉備とタニハから多くのキサキを出しているが出雲は出ておらず、吉備やタニハに対して出雲の地位が一段低かったもよう

■ミノ
ヤマトの王の接頭語「ミ」にノがついたもので王のための野からきている。

■三重県主
御野県主神社(若江) 八尾市北東部~東大阪市南東部が本拠地

■鬼ノ城
1971年の山火事で発見。山城とともに各地に烽火台も整備された

■壬申の乱
大友側は筑紫と吉備の兵力動員をはかりますが、大津道、丹比道から近江軍が押し寄せたため吉備から動員された兵力が参加した可能性があります

 

| | コメント (0)

天気が動かした日本史

 【書 名】天気が動かした日本史
 【著 者】斎藤義雄
 【発行所】知的生きかた文庫 三笠書房
 【発行日】2026/08/05
 【ISBN 】978-4-8379-8980-6
 【価 格】770円

■山岳波
1966年3月5日 大型ジェット機が空中分解 山岳波に伴う剥離現象が発生した模様
山の表面を移動する気流が大きくバウンドしながら山の表面から遠ざかるときに細かく上下動し、その上下動が乱気流として山の風下側のはるか遠くまで連続する現象

■バルチック艦隊
当初はスエズ運河経由でインド洋へ出る予定が石炭や積載量が多すぎて、少数の船だけスエズ運河を通し、他は喜望峰まわりとなりました。

| | コメント (0)

原始仏教 ブッダから大乗成立へ

 【書 名】原始仏教 ブッダから大乗成立へ
 【著 者】清水俊史
 【発行所】講談社現代新書
 【発行日】2026/07/20
 【ISBN 】978-4-06-544467-2
 【価 格】1000円

■三蔵 仏教文献
律蔵(サンガの規則集) 経蔵(ブッダの教え) 論蔵(教理の体系書)
ブッダの死後に弟子たちによって編纂 仏教教団は20ほどの部派に分かれ、それぞれが少しずつ異なる三蔵を伝えるようになった
完全な形で残っているのはスリランカを中心にした上座部の三蔵です

異端なき多元性 互いを仏教の一員と認めて異端として排斥することはなかった
出家者を懲罰する基準がブッダによって定めされており(律蔵)後代の仏教者が恣意的に変更できないようになっている

■涅槃
煩悩を断ち切ることで来世(再誕生)そのものを消滅させ、現世において不変なる涅槃を得る 死とともに輪廻は終極を迎える
仏教は輪廻を生み出す因果連鎖そのものを断つことによって、再生を終わらせることを目指している

■十二処 世界は認識という条件のなかで成立する
眼 → 色(色や形をもつ物質存在)
耳 → 声
鼻 → 香
舌 → 味
身 → 触
意(認識、知覚する能力) → 法(意識の対象となる概念)

■ブッダの側近
アーナンダ(多聞第一) 従弟
デーヴァダッタも従弟と言われている

■大乗仏教
仏滅後400年頃から般若経や法華経などの新しい仏典がつくられるなかで生まれた
初期仏典-阿羅漢となって解脱し、輪廻を終えること
大乗経典-あえて解脱せず、人々を救いながら未来のブッダを目指して菩薩として歩み続けること

 

| | コメント (0)

2026/08/01

真・日本の歴史

 【書 名】真・日本の歴史
 【著 者】井沢元彦
 【発行所】幻冬舎文庫
 【発行日】2026/07/10
 【ISBN 】978-4-344-43571-1
 【価 格】810円

■日本に馬車がない理由
レンガを使わずに木造建築が用いられています。地震に弱く、レンガの建物の中にあるものは湿気に弱くなります。日本各地に廃寺跡がありますが、初期には朝鮮半島の寺を見習ってレンガで作っていたのが地震で崩れた可能性があります。日本書紀には聖徳太子の時代に大地震があった記録があり、廃寺跡からは、よく?(せん)が見つかります。

■女性の名前
帰蝶、ねね、まつ、千代など織田信長以降は女性の名前が記録にのこるようになります。

■水に流す
清らか-穢れていない
葬式の帰りに「清めの塩」を渡されますが、日本だけの風習で仏教ではなく、死が穢れで禊の代わりに「清めの塩」を使います。古代、天皇が亡くなると穢れから一代ごとに宮を作り直します。天皇陵の周りに水堀がありますが、穢れを閉じ込めるためでもあります。持統天皇は自らを火葬にさせ、恒久的に続く宮を実現させました。白村江の戦いで日本を敗れ、宮を移転するようなバカなことをやっていたら国力をあげられないと考えたようです。

■能
テーマは怨霊ですが、世阿弥は能面という装置を考え、つけている間は怨霊ではずせば人間に戻せるようにしました。

■邪馬台国
台は当時の中国では「ド」と呼ばれ、ヤマドコクと呼ばれたとすると大和朝廷となります。

■平家
貿易が源泉でしたので、土地所有を絶対とする開拓農民である武士の気持ちは理解できなかったようです。

■石井進
「戦国時代研究に、本当に大きな中世史家がすくないのはなぜだと思う?」
答えは「司馬遼太郎ほど面白く書けないからだよ」

| | コメント (0)

2026/07/31

本屋さんのある街で

 【書 名】本屋さんのある街で
 【著 者】凪良ゆう、瀬尾まいこ、坂本司、一穂ミチ、三浦しおん
 【発行所】文春文庫
 【発行日】2026/05/10
 【ISBN 】978-4-16-792505-5
 【価 格】700円

本屋さんを描く5つの物語
袖すりあうも他生の縁
(中国では)
縁あれば千里も来たりて相会う、縁なければ対面すれども相逢わず

 

| | コメント (0)

ルポシリコンバレー

 【書 名】ルポシリコンバレー
 【著 者】五十嵐大介
 【発行所】朝日親書
 【発行日】2026/06/30
 【ISBN 】978-4-02-295371-1
 【価 格】950円

■トランスフォーマ
論文「Attention is All You Need(注意機構こそがすべて)」で公開された、文章のなかの単語のつながりを判断する注意機構と呼ばれる仕組み

■シナプス
人間の脳 約100兆個のシナプス LLMのパラメータは2兆ほど

■FB
ダウンストリーム(下流)MSI
ある人の投稿が知人にシェアされると、さらにそれらの人々が「いいね」やコメントをして拡散される。下流の人々の反応が多く得られそうな投稿を予測し、高いスコアをつける仕組み
→ 過激な投稿の拡散を増やすことになる

2017年、「怒り」「笑い」などの反応に5倍の重みづけをしていた 2020年に「いいね」の1.5倍に引き下げ

| | コメント (0)

2026/07/25

歴史学者とめぐる京都千年散歩

 【書 名】歴史学者とめぐる京都千年散歩
 【著 者】武光誠
 【発行所】河出書房新社
 【発行日】2026/03/20
 【ISBN 】978-4-309-29595-4
 【価 格】1,800円

■乙訓神社
鴨氏が発展していくなかで、もとの集団から分かれた鴨氏の一族が4世紀末から5世紀に葛城から乙訓にひろまり、5世紀末に乙訓から賀茂川流域に移住したようである。

■京都御所
平安京の東北のすみにあり、南北朝時代に北朝の天皇が居住した里内裏に由来します。

■上御霊神社
皇室の産土神とされており。宮中の賢所(八咫鏡を安置する建物)をもらいうけて社殿とする習慣がある。現在の社殿は1970年に江戸時代に皇室からもらった賢所を忠実に復元したものです。もともとは平安遷都以前にあった上出雲寺の鎮守社でした。下御霊神社は下出雲路の鎮守社です。

■建武の新政
武家社会では地方の領主が20年以上にわたって支配した土地は没収されないという慣行がありましたが、後醍醐天皇はこれを無視して土地を没収し近臣に与えたことから不満が高まります。

■祇園祭
天禄9年(970)に最初の記録がでてきますが、9世紀末には行われていた説もあります。

■円光寺
詩仙堂ちかくにあり家康が伏見に建立したもので1667年に現在地に移りました。伏見にあったころに木製活字を朝鮮から輸入し伏見版(円光寺版)を発行します。円光寺には伏見版木活字が伝えられています。

| | コメント (0)

«人生最後のお金の授業