2008.05.08

風の男 白洲次郎

 【書 名】風の男 白洲次郎
 【著 者】青柳 恵介
 【発行所】新潮文庫
 【発行日】2006/05/10
 【ISBN 】4-10-122721-7
 【価 格】400円



GHQに対して言うべきことは言い、戦後日本の方向性を導いた坂本龍馬のような人物です。名前は簡単な足跡は知っていたのですが、詳しい略歴などは知りませんでした。

イギリス留学時代に「ノーブレスオブリージュ」(高貴な身分には高貴なる義務が伴う)を身につけたようで、離れた位置から私心なく日本の行く末をみすえ、いろいろと手をうちました。なかなか、すごい人物だったんですね。

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2008.04.30

春の古書大即売会

今年も恒例の京都・岡崎での「春の古書大即売会」です!

日 程:5月1日(木)~5日(月・祝)
営業時間:午前10時~午後4時50分(最終日は午後4時終了)
会 場:岡崎・京都市勧業館(みやこめっせ)

京都・大阪・奈良・岡山の各府県から45軒が参加します。何とか行きたかったのですが引越騒ぎで今年は無理そうですね。

そうそう引越しをするので近くにある瓢箪山書房に日参しています。

本を整理しながら休みになるとダンボールを抱えて瓢箪山書房へ。先日は朝と夕方の2便でダンボール一杯の本を持ち込みました。店主の顔を見ると「またかいな!」という表情が(笑)売れそうもない本は紐で縛り、つぶしてしまいます。でも、なかなか減りませんな~あ。本って引越しでは一番重いですからね。

さてワインやら日本酒やらお酒も処分しないといけないのですが、こっちは順当に減りつつあり、引越時には5本ほど運べばよさそうなところまで減りそうです。さ~あ、一升瓶を空けなくては!

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2008.04.24

サラ金嬢のないしょ話

 【書 名】サラ金嬢のないしょ話
 【著 書】小田 若菜
 【発行所】講談社
 【発行日】2006/02/15
 【ISBN 】4-06-275315-4
 【価 格】552円

「なにわ金融道」など消費者金融を扱った本はありますが、そこで働いている女性に視点をあてた本というのはこれが初めてですね。けっこうイメージしている世界とは違うものですね。

駅前でよくティッシュを配っていますが、これがけっこう効きます。新規顧客が店を選んだ理由のトップがこの街頭ティッシュです。また完済した後に再融資や融資枠に余裕ができたお客への追加融資の営業を担当しているのがサラ金嬢です。

再融資の営業しようと電話したら昔の恋人だったなど、笑うに笑えない話も載っています。

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2008.04.22

あっ、買っちゃった!

 【書 名】あっ、買っちゃった!
 【著 書】松本 朋子
 【発行所】フォレスト出版
 【発行日】2006/12/4
 【ISBN 】978-4-89451-246-7
 【価 格】1400円

先週、知研関西で「あっ、買っちゃった。女性の買い物とカスタマー・ハピネス」というタイトルでお話いただいた松本朋子さんの著作です。

レシート調査を行った結果、多かったのが「買っちゃった!」という言葉。女性は老若関係なく衝動買いをしています。女性に買ってもらうにはどうしたらよいか、マーケーティングの参考になる話が一杯です。

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2008.04.21

なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか?

 【書 名】なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか?
 【著 書】山田 順子
 【発行所】実業之日本社
 【発行日】2008/02/25
 【ISBN 】978-4-408-10729-5
 【価 格】762円

江戸時代といえば時代劇を思い出してしまいますが、実際はどんな時代だったのか時代考証家による本です。

■リサイクル
トイレにたまった糞尿は肥料として高く売れましたが、紙も大切にリサイクルしていたんですね。使用済みの懐紙を貯めておくと、紙屑買いという回収業者が買いにきました。集めた懐紙は溶かされて再生紙になりますが品質が落ちます。そこで厚紙に使われたり便所の落とし紙に使われました。今のダンボールとトイレットペーパですね。江戸時代がすごかったのは、便所で使った落とし紙も残していたそうで、こちらも回収していたそうです。

■江戸から大阪まで宅配便が2日半で届く
飛脚制度が整備されていましたが「仕立」という特急便を使うと江戸、大阪間は最短2日半で書状が届いたそうです。ただし高価で70万円ほどになります。20数日で届く町飛脚ですと一通400円ほどで送れたそうです。こういった制度が既にできあがっていたので明治の郵便はスムーズに開始できました。

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2008.04.18

鉄道地図は謎だらけ

 【書 名】鉄道地図は謎だらけ
 【著 書】所澤 秀樹
 【発行所】光文社新書
 【発行日】2008/3/20
 【ISBN 】978-4-334-03447-4
 【価 格】780円

近鉄・生駒駅から単線でJR王子駅に向かう路線があります。不思議なのは、ここからまた近鉄・田原本駅に向かって単線が出ているのですが同じ近鉄なのに連結されていません。

大正時代、王子駅から田原本駅を結んでいた田原本線は大和鉄道が経営していてJR関西本線のような位置づけでした。生駒駅と王子駅を結ぶ線は京阪系の会社が経営しており、これが両方とも今の近鉄に買収されることに。それでややこしいことになったんですね。

■3つの軌道を眺められる踏切
三重県には現役で走る軽便鉄道が3路線ありますが、日本で唯一、標準軌、狭軌、ナローゲージの3つを眺められる踏切があります。桑名駅近くにある小さな踏切で、一度通ったことがありますが、そんなにすごい場所だったんですね。

■共同使用駅
JR東海と近鉄は張り合っていますが、桑名、津、松阪、伊勢は共同使用駅になっています。あたりまえだと思っていたんですが、けっこう珍しいことなんですね。

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2008.04.14

お金は銀行に預けるな

 【書 名】お金は銀行に預けるな
 【著 書】勝間 和代
 【発行所】光文社新書
 【発行日】2007/11/20
 【ISBN 】978-4-334-03425-2
 【価 格】700円

よく売れているようで買った本は2008年3月5日に12刷になっていました。

金融や投資について平易に述べられています。銀行預金はずっと低利が続き、資産を増やそうと考えたらリスクを管理しながら投資をするしかありません。ただし、いきなりプロの市場へ出て行ってもカモにされるだけなので、どう勉強しながらアプローチしたらよいか述べられています。

株や相場の未来予想ができないのに「じゃんけん理論」が唱えられていますが、なかなか面白いですね。100人を集めて、一人一人から500円を徴収。2人1組になってじゃんけんし、勝ち残った一人が5万円を得ます。勝ち残った人が別の機会にやっても今度はどうなるか分かりません。ずっと続けていくと半々に近い勝率になっていきます。なるほど。

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2008.03.28

平城京遷都

 【書 名】平城京遷都
 【著 書】千田 稔
 【発行所】中公新書
 【発行日】2008/03/25
 【ISBN 】978-4-12-101940-0
 【価 格】840円

欽明天皇の時代の仏教伝来から平城京遷都とはどういうことだったのか考察した本です。

■大仏開眼
聖武天皇による大仏開眼は天平勝宝4年(752年)ですが、これは仏教公伝から200年目にあたる節目の年だったんですね。

■畿内の範囲
改心の詔で定められた畿内の範囲は
東ー名張の横河
南-紀伊の兄山(せのやま)
西-明石の櫛淵
北ー近江の逢坂山

で天智天皇の大津京は畿内じゃなかったんですね。

■桜井頓宮
難波宮への聖武天皇の行幸で立ち寄ったのが桜井頓宮ですが、東大阪の六万寺近くにあったんですね。

■磯城嶋(しきしま)
大和にかかる枕詞ですが、欽明天皇の宮が磯城嶋金刺宮でした。場所は三輪山の麓で近鉄桜井駅から朝倉駅に向かう途中、飛鳥川の辺にありました。

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2008.03.23

美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?

 【書 名】美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?
 【著 書】林 總
 【発行所】ダイヤモンド社
 【発行日】2008/1/31
 【ISBN 】978-4-478-00391-6
 【価 格】1500円

「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の続編です。前作と同じアパレル会社を舞台に今回はERPシステム導入に伴うトラブルが機軸になっています。

ERP導入では会社の仕組みを見直すことが必須ですが社長が的確な指示をしなかったために各部門は現在のシステムを前提にERPシステムで同様の機能を提供してほしいと要求してしまいます。結局、アドインなどカスタマイズの山になってしまい、まともに動かないシステムとなってしまいました。

困った社長がコンサルタントのアドバイスを受けながら自分が本当に必要な情報はなにか、そのためにはどういうシステムが必要か管理会計の考え方を機軸に業務の見直しをしていきます。小説ですのでリストラクチャリングのやり方などを社長と一緒に学べるのがミソです。

それにしても世界中のレストランを舞台に社長を前においしいワインと料理を食べながらアドバイスするコンサルタントはいいですなあ!

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京阪神モダン生活

 【書 名】京阪神モダン生活
 【著 書】橋爪紳也
 【発行所】創元社
 【発行日】2007/12/20
 【ISBN 】978-4-422-25051-9
 【価 格】1800円

1920-30年代の京阪神を中心としたイベントなどのカタログやチラシを紹介した本です。当時はすごくモダンだったんですね。

■白洋舎
クリニングで有名な白洋舎ですが、明治39年に東京日本橋で創業しました。創業者はクリスチャンで他社の利益になり、絶対に害にならない事業をしたいと思いついたのが西洋洗濯業で日本で始めてドライクリーニングを始めます。

■宝塚少女歌劇石鹸
宝塚少女歌劇石鹸なるものがあったそうです。パンフレットにはドレスを着た少女が描かれ、宝塚少女歌劇石鹸を安く売る理由が書かれています。宝塚へ来て、新温泉で遊んで、歌劇を見てもらうだけで電鉄会社としては十分なお金をもらっており、そこで便利で実用的な土産物を安く提供するが理由です。

■10銭均一ショップ
百円ショップがありますが、昔は10銭均一ショップがあったんですね。昭和7年頃には全国に様々な生活雑貨を10銭均一で売る店があり大流行していたそうです。大阪には20ほどの問屋で組織する大阪均一品卸商同盟会なるものがあったそうです。

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